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農業情報(令和5年1月)
水田水位計の検討会で作業時間(水管理)の削減を確認!

水田水位計検討会では水位計の省力効果調査の結果の検討会を関谷醸造株式会社アグリ事業部(以下アグリ事業部)、水位計販売会社、設楽町役場、当所建設課と行った。アグリ事業部では、主に酒造原料米を栽培しており、作付面積のさらなる拡大を図るため、水管理の省力化を目的に「中山間ふるさと・水と土保全対策事業」を活用して2021年から水位計の試行を行った。農業改良普及課では水管理に係る労働時間を調査し、水位計の省力化効果について検討した。調査結果は、水位計を用いた水管理時間は31分/日となり、水位計を用いない水管理時間73分/日と比べ、57%の水管理時間の削減ができ、成果が確認された。