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全国植樹祭開催理念継承イベント開催事業・後半(豊根村立豊根小学校)
全国植樹祭開催理念継承イベント開催事業
前半までの学校等の樹木更新事業の概要
全国植樹祭の理念を継承していくためには、次代を担う小中学生に対して、樹木を更新していくことの大切さを伝えていくことが必要です。そのため、令和4年8月4日(木曜日)に豊根小学校において、子供たちの前でケヤキ2本の伐採を行いました。伐採されたケヤキは、あさひ製材協同組合の製材所へ運ばれ、製材を行っていただきました。その他詳細については、「全国植樹祭開催理念継承イベント開催事業・前半(豊根村立豊根小学校)」の記事をご覧ください。
ハナノキの植樹
令和4年11月17日(木曜日)には、ケヤキの伐採跡地に、「愛知県の木」、「豊根村の木」でもある、ハナノキの植樹を豊根小学校の児童達と一緒に行いました。各学年2本ずつ、計12本のハナノキを植えました。また、愛知県新城設楽農林水産事務所林業振興課の林業普及指導員が、森林の働きについて説明を行いました。

愛知県の林業普及指導員による緑化教育の様子

愛知県の林業普及指導員による植樹方法指導の様子

豊根小学校の児童達によるハナノキの植樹の様子
木製品の引渡式
令和4年8月4日(木曜日)に伐採されたケヤキは、花台・すのこ・校歌碑台に加工され、これらの木製品は、令和5年2月21日(火曜日)の引渡式で豊根小学校に引き渡されました。
引渡式では、木製品に白布をかけ、除幕という形で豊根小学校の児童達にお披露目されました。式の後には、児童達は実際にそれぞれの木製品に触れ、木の重みや手触りを楽しんでいました。
引渡式では、木製品に白布をかけ、除幕という形で豊根小学校の児童達にお披露目されました。式の後には、児童達は実際にそれぞれの木製品に触れ、木の重みや手触りを楽しんでいました。

左:すのこ 中央:花台 右:校歌碑台

引渡式における除幕の様子

木製品(花台)の手触りや重さを体感する児童達
終わりに
豊根小学校で実施した、全国植樹祭開催理念継承イベント開催事業のうちの学校等の樹木更新事業では、樹木の伐採・加工・利用・植樹といった活動を実際に子供達に体感してもらうことで、樹木を更新して活用していくことの大切さを学んでもらうことができました。今後も加工した木製品の利用や、植樹したハナノキの育成を通じて、子供達には、樹木・木材を身近に感じながら学校生活を送っていただきたいと思います。