永田副知事が「大海の放下」を視察しました。

　平成25年8月14日（火）永田副知事が新城市大海地区の泉昌寺で「大海の放下」を視察しました。

　「大海の放下」は毎年8月14日、15日の夕刻、3人の舞い手が背中に高さ3m、幅1.2m、重さ6kgの大団扇を背負い、腹には直径50cm、重さ4kgの太鼓を抱えて初盆の家々を周り、玄関先で鉦と太鼓の静かなリズムに合わせて舞う盆行事で、県の無形民俗文化財に指定されています。

　この日もとても暑く、舞い手は汗だくになりながら、哀調を帯びた節回し、鉦や笛、太鼓に合わせて踊り、その様子を多くのカメラマンが熱心にシャッターを切っていました。800年前から住民が代々受け継いできた地域特有の供養の様子を見ることができ、伝統を守ることの大切さや祖先を敬い続けることの意味が再認識できました。