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戦国の戦い史跡めぐり
新城市は長篠・設楽原の古戦場があったところとして知られています。設楽原の戦が繰り広げられた決戦場跡の馬防柵と長篠城を紹介します。
天正3年5月(1575年)織田・徳川連合軍は、陣地前に延長2キロメートルにわたり馬防柵を設け、当時天下無敵とうたわれた武田騎馬隊の進撃を阻止して勝利を手にしました。現在この柵は、連吾川沿いに再現されています。

徳川軍の馬防柵です。連吾川に向かって右側の下手に徳川軍のもの、左側の上手に織田軍のものが構築されています。
遠くには建設中の新東名高速道路も見えます。

織田軍の馬防柵です。徳川軍と織田軍では攻口(出入り口)の設け方に違いがあります。

再現された馬防柵全景です。

平成25年の「設楽原決戦場まつり」の様子です。地元の小・中学生による馬防柵演武や火縄銃演武が行われました。
今年も、7月5日(日)に設楽原歴史資料館周辺と馬防柵再現地で「しんしろ戦国絵巻三部作」第三陣として開催されます。
続いて長篠城です。長篠城は永正5年(1508年)に菅沼元成が、豊川(寒狭川)と宇連川の合流地点に築城しました。現在も、城内には大きな内堀や土塁が残されています。日本100名城に選ればれており、国の史跡にも指定されて、城址として整備されています。

長篠城本丸碑です。

長篠城本丸跡では、毎年5月に「しんしろ戦国絵巻三部作の第一陣として「長篠合戦のぼりまつり」が開催されます。

大きな内堀です。

牛渕橋から望む、自然の要塞。川が合流し、写真中央の奥の方の森になっているところが長篠城趾です。
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山村振興課 産業労働グループ
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