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東栄町の山城「設楽城」と「釜淵」
東栄町中設楽の「設楽城跡」(したらじょうあと)と「釜淵」(かまぶち)を紹介します。
設楽城跡と釜淵は、国道151号線東栄町中設楽地内にあります。国道からもさほど遠くなく、駐車場からは遊歩道も整備されていますので、東栄町や豊根村への行き帰りの際に立ち寄られてはいかがでしょうか。
設楽城跡は、昭和40年に愛知県の文化財「史跡」指定されました。鎌倉初期に築かれた山城跡で、大千瀬川が大きく湾曲した内側に築かれ、三方が川に囲まれており断崖絶壁になっています。また、敵からの侵攻を防ぐための堀切や土塁も残されています。

新城市方面からは、東栄町本郷を過ぎ中設楽地内に入り「せきれい橋」手前にこのような案内板があります。ここを右折し、400m行くと10台程度置ける駐車場があります。

駐車場から遊歩道を5分ほど歩くと設楽城跡に着きます。また、設楽城跡「本丸跡」から遊歩道を矢印看板に沿って歩けば「釜淵」まで行けます。

しばらく歩くと「堀切」の案内板があります。川に囲まれていない南側は、堀切を設け土を盛って土塁を作り、敵の侵攻を防いだようです。

「本丸跡」では土塁が見られ、ここでは、大千瀬川を望みながら断崖絶壁や三方を川に囲まれていることが実感出来ます。

「設楽城跡」に建てられた石碑です。
次は「釜淵」です。「設楽城跡」より少し東栄町本郷寄りにあり、国道151号線「明治橋」付近から眺めることができます。
釜淵はポットホールの一つで、堅い安山岩の岩盤に出来たくぼみに入った小石などが、長い年月を経て水流により削られた穴で、三つの淵からなっています。

「釜淵」全景です。

長い年月を掛けて川底が削られ、このような淵になりました。
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問合せ
愛知県 東三河総局新城設楽振興事務所
山村振興課 産業労働グループ
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