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2021年度「生物多様性とSDGs ユース会議」を開催しました!

ページID:0386677 掲載日:2022年3月31日更新 印刷ページ表示

1 概要

 経済・社会の基盤となる生物多様性について、次代を担うユース世代がSDGsを切り口に取組アイデアを話し合う「生物多様性とSDGsユース会議」を開催しました。
 今後の本県における生物多様性保全の推進と、持続可能な社会の構築につなげることが目的です。
【開催概要】
日時:2022年2月26日(土曜日) 午後1時から午後5時まで
会場:名城大学 ナゴヤドーム前キャンパス南館DS102室
  (名古屋市東区矢田南4-102-9)
参加:ユース35名

2 会議テーマについて

 このユース会議では、事前にユースの視点で会議テーマの検討を行う「ユース会議 実行委員会」を公募し、7名のユースから応募がありました。
 応募した実行委員会ユースの皆さんが、事前に集まって議論し、「教育」、「暮らし」、「ビジネス」の3つの会議テーマを考えました。 
企画会議の様子(名城大学 社会連携ゾーンshake)
上写真:企画会議の様子(2022年1月24日 名城大学社会連携ゾーンshakeにて)

3 開催内容

 ユース会議当日は、35名の参加者が7つのグループに分かれ、事前に実行委員会が検討した「教育」、「暮らし」、「ビジネス」の3つのテーマを切り口に、自然共生社会の実現に向けた取組アイデアについて話し合いました。
 主催者挨拶の後、ユース活動団体として、人間環境大学 環境クラブ 参画と資格&水と緑、GAIA、名古屋大学環境サークルSong of Earth、名城大学古着回収チーム、命をつなぐPROJECT学生実行委員会、愛知教育大学SAGAの皆さんから、日頃の保全活動に関する取組発表がありました。また、今年度愛知県とブラジル サンパウロ州との間で海洋ごみと生物多様性をテーマに行われたユース友好交流プログラムについて、参加した愛知ユースメンバーから成果報告がありました。
 取組発表・成果報告の共有の後、人間環境大学 谷地俊二 先生のファシリテーションの下、ディスカッションを行いました。
 各グループでのディスカッションでは、2050年に「自然と共生する世界」を実現するため、各テーマに沿って、ユース世代ができること、大人世代へ提案したいこと、さらに次の世代に受け継いでいきたいことなどを、若者目線で自由にアイデア検討しました。
 ファシリテーター谷地先生の「費用等の制約に縛られず、自由な発想で!」とのアドバイスを受け、参加したユースの皆さんは、理想の未来をつくるための取組アイデアについて、真剣に、楽しみながら、それぞれが意見を出し合い、議論を進めました。
テーマ1:教育
 生物多様性×??=自然と共生した未来の"ひと"
  ~理想のみらいをつくるための、教育・啓発の取組アイデアを考える~
テーマ2:暮らし
 生物多様性×??=自然と共生した未来の"くらし"
  ~自然と共生する未来に向けて、今からトライできる日常の生物多様性アクションとは~
テーマ3:ビジネス
 生物多様性×??=自然と共生した未来の"ビジネス"
  ~生物多様性を守る・広めるビジネスプランを考える~
ディスカッションの様子
上写真:ディスカッションの様子

4 成果

ディスカッションの後は、各グループから成果発表を行いました。アイデアを書き込んだ模造紙を前に、「子どもとともにつくる自然テーマパーク」や「途上国と消費者を繋ぐ仮想空間を提供するビジネス」等、ユースの自由な発想で検討した取組アイデアについて、各グループから発表を行いました。参加者は皆、真剣に各発表に聞き入り、グループワークの成果を参加者全員で共有しました。
成果発表
上写真:成果発表の様子

5 今後に向けて

 今回の会議をきっかけに、参加したユースの皆さんを中心に、SDGsを切り口とした生物多様性保全の取組の輪が広がっていくことと思われます。
 愛知県では、生物多様性保全活動への次代を担うユース世代の参画が、持続可能な社会の構築に向け大切であると考え、ユース世代による保全活動を支援する「生物多様性 あいち学生プロジェクト」を進めているところです。今回の「生物多様性とSDGsユース会議」でユースの皆さんが議論したことも踏まえて、今後ともユース世代による保全活動を支援し、生物多様性保全を切り口としたSDGsの達成につなげていきたいと考えています。
集合写真
上写真:参加ユース全員で、取組アイデアを記入した模造紙とともに
開催報告書はこちらをご覧ください。
SDGs
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