ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 分類からさがす > くらし・安全・環境 > 防災・危機管理 > 消防 > 愛知県消防学校における重油の漏えいに伴う水質調査、土壌調査結果について

本文

愛知県消防学校における重油の漏えいに伴う水質調査、土壌調査結果について

ページID:0063880 掲載日:2013年8月13日更新 印刷ページ表示

愛知県消防学校における重油の漏えいに伴う水質調査、土壌調査結果について

愛知県消防学校における重油の漏えい(平成25年5月27日(月)発表)について、学校敷地内の水質調査、土壌調査を実施しましたが、調査結果、及び今後の対応は以下のとおりです。

1 調査結果の概要

・ボイラーの地下配管から漏れた重油は、地中から建物外部に流出しておらず、油含有土壌の範囲はボイラー室及び隣接する機械室の地下のみであると推定される。

・これは、建物の基礎の梁及び地中の粘土層がストッパーの役割をしているため、外部に重油が流出していないためと推定される。

・汚水処理施設での重油検出については、ボイラーの地下配管から漏れた重油が、地中に流れ出し、ボイラー室及び機械室にある排水升の亀裂から進入し、汚水処理施設につながる配管を経由し、流れ込んだことが原因であると推定される。

(調査期間:6月19日~7月31日)

2 個別の調査結果(別紙地図参照)

 (1) 油含有土壌存在範囲把握調査

・ボーリング調査を23ヶ所で実施した結果、ボイラー室、機械室の3ヶ所で重油が確認されたが、それ以外の土壌では重油は確認されなかった。

・油含有土壌量は、ボイラー室、機械室の床面積と粘土層までの深さから
約100立方メートル(平面65平方メートル✕深さ1.4メートル=91立方メートル)であると推定される。

 

(2) 地下水観測調査

今回設置した5ヶ所の観測井戸の調査の結果、周辺地下水への重油の流出は確認されなかった。

3 今後の対応

油含有土壌における対策について

周辺地下水への油の流出がなく、漏えいした重油もボイラー室及び機械室の地下にとどまっていることから、環境部に相談しながら、当面の間、地下水の定期的なモニタリングを実施することとします。

なお、今後は油含有土壌の除去等について、最も安価で合理的な工法での実施を検討します。

別紙地図

問合せ

愛知県 防災局 消防保安課

E-mail: shobohoan@pref.aichi.lg.jp

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)