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「RPA導入による行政事務の効率化の実証実験」の結果について
愛知県では、行政事務の効率化につなげるため、民間事業者と共同で、RPA(Robotic Process Automation:パソコン上で定型業務を自動処理するプログラム)導入による行政事務の効率化の実証実験を実施しました。
この度、下記のとおり、実証実験の結果を取りまとめ、対象とした4業務全てで、作業時間を削減(削減率 最大95%)するなどの、導入効果を確認しました。
今後は、本実証実験の結果を踏まえ、RPAの本格導入に向け、引き続き検討を進めてまいります。
この度、下記のとおり、実証実験の結果を取りまとめ、対象とした4業務全てで、作業時間を削減(削減率 最大95%)するなどの、導入効果を確認しました。
今後は、本実証実験の結果を踏まえ、RPAの本格導入に向け、引き続き検討を進めてまいります。
1 実証期間
平成30年11月27日から平成31年3月29日まで
2 民間事業者
日本電気株式会社
所 在 地 東京都港区芝五丁目7番1号
代表取締役 執行役員社長 兼 CEO 新野 隆
所 在 地 東京都港区芝五丁目7番1号
代表取締役 執行役員社長 兼 CEO 新野 隆
3 実証実験の対象
4 実証実験の結果概要
(1) 作業時間の削減
・対象とした4業務全てで、効果の大小はあるものの、作業時間を削減することができた(削減率 最大95%、【参考】年間換算削減時間 4業務合計約150時間)。
・業務プロセスが類似している業務では、シナリオ(RPAのプログラム)を流用することで横展開が容易になり、県庁内への効率的な普及が期待できる。
・メールの振り分けについては、削減率は低かったが、対象人数と実施頻度が多い業務であり、全庁展開することで大幅な削減効果が見込める。
・業務プロセスが類似している業務では、シナリオ(RPAのプログラム)を流用することで横展開が容易になり、県庁内への効率的な普及が期待できる。
・メールの振り分けについては、削減率は低かったが、対象人数と実施頻度が多い業務であり、全庁展開することで大幅な削減効果が見込める。
(2) AI-OCR(文字認識ソフト)の認識率
・AI-OCRによる紙資料の読み取り認識率は、99%となり、十分な有効性が確認できた。
・RPAにAI-OCRを組み合わせることで、活用できる業務の幅が広がる。
・RPAにAI-OCRを組み合わせることで、活用できる業務の幅が広がる。