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西三河地区の漁業者が、魚付林の再生活動を行いました

ページID:0052529 掲載日:2012年6月28日更新 印刷ページ表示

 森林は、海への豊富な栄養塩の供給や土砂の流出防止、そして魚付林としての働きなど、漁業にとっても重要な役割を果たしています。

 近年は森林の荒廃による海への悪影響も懸念されており、愛知県の漁業者にも、自分たちの力で森林を再生していこうという取組みが広がっています。

 西尾市吉良町沖にある梶島は、冬期に赤土が露出する荒れた島となっていることから、「西三河地区漁業士協議会」では、平成20年度から漁場保全活動の一環として、梶島での魚付林再生に向けた植林に取り組んでいます。

 県森林・林業技術センターの指導も受けながら、平成20年度にはモチなど3種類を100本、22年度にはハマヒサカキなど5種類を82本を植樹しました。また植樹後は、漁の合間を縫って定期的に維持管理を行っています。

 24年6月26日には、西三河地区漁業士協議会と西三河地区漁協青年部の漁業者など、約30人が参加して、維持管理のための下草刈りが行われました。

 4年前に植樹した木は既に背丈をはるかに超えるまでに伸びており、ずっと見守ってきた漁業者も「よく育ったなあ」と感慨深げでした。

 今年は、8月末にもう1回下草刈りを行う予定です。漁業者に見守られて育つ島の緑は、豊かな栄養を育み、海の恵みとなって帰ってくることでしょう。

船で梶島に渡る漁業者たち

船で梶島に渡る漁業者たち

力を合わせて下草刈り

力を合わせて下草刈り

4年前に植えた木の成長に喜ぶ漁業者

4年前に植えた木の成長に喜ぶ漁業者

神社の周辺にも木を植えています

神社の周辺にも木を植えています

お疲れ様でした!

お疲れ様でした!

大きくなって緑いっぱいになりますように

大きくなって緑いっぱいになりますように

問合せ

愛知県 農林水産部 水産課

E-mail: suisan@pref.aichi.lg.jp