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新たに開発した乾燥飼料でウナギ仔魚をシラスウナギまで育成することに成功しました

ページID:0380999 掲載日:2022年2月14日更新 印刷ページ表示
 愛知県水産試験場内水面漁業研究所(西尾市)では、国立研究開発法人水産研究・教育機構(本部、神奈川県)等と共同で2020年度から乾燥粉末で給餌可能なウナギ仔魚用飼料の開発に取り組んでいます。
 この度、本共同研究において、これまで液体状の飼料でのみ育成が可能であったニホンウナギの仔魚を、新たに開発した乾燥粉末化した飼料を用いてシラスウナギまで育成することに成功しました。

1 概要

 従来のウナギ仔魚用飼料はポタージュスープのような液体状であり、飼料を保存するための冷凍設備や輸送にコストがかかっていました。また、給餌をする際にも、液体状の飼料が腐敗しないようにするための複雑なシステムを必要としていました。

 これら課題を解決するために、2020年度から国立研究開発法人水産研究・教育機構、日本農産工業株式会社(本社、神奈川県)、不二製油グループ本社株式会社(本社、大阪府)と共同研究を始め、この度、その成果として、乾燥粉末のまま給餌しても、従来の液体状の飼料を給餌した場合に近い飼育成績が得られるようになり、この乾燥飼料のみを用いてウナギ仔魚をシラスウナギにまで育成することに成功しました。

 愛知県水産試験場ではふ化後から20日齢までにおける飼料の評価試験を担当してまいりましたが、今後、更に共同研究で乾燥飼料の改良や給餌方法等の検討を進めることで、将来的には人工シラスウナギの安価な大量生産につながることが期待されます。

 研究の内容等については、国立研究開発法人水産研究・教育機構の記者発表ページをご覧ください。

 なお、この研究は水産庁委託事業(ウナギ種苗の商業化に向けた大量生産システムの実証事業)により実施されました。

2 問合せ先

(1)研究内容に関すること 
 国立研究開発法人 水産研究・教育機構水産技術研究所
  養殖部門(南勢拠点) 古板 博文
  電話:0599-66-1830
  画調整部門    及川 寛
  電話:095-850-1666
(2)愛知県のウナギに関すること
 愛知県水産試験場 内水面漁業研究所
  内水面養殖グループ 中嶋・石元
  電話 :0563-72-7643
  メール:suishi-naisuimen@pref.aichi.lg.jp