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2017年版「水産業の動き」を作成しました
2017年版「水産業の動き」を作成しました
愛知県の水産業の動向資料である「水産業の動き」の2017年版を作成しました。
この資料は、昭和36年から毎年作成しているもので、本県の水産業の状況を把握するとともに、今後の施策へ活用するため、農林水産省の統計や県独自資料の分析などから最近の水産業の動きを主要な項目ごとに取りまとめています。
各項目の中で、特徴のある動きについては「主要な問題の解説」として、また、最近話題となっている事柄については「時の話題」として掲げています。
なお、この資料は、次のWebページアドレスでご覧になれます。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/nousei/ugoki-rekinenn.html
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「水産業の動き」の概要
(1)愛知県水産業の動向
ア 漁業・養殖業総生産量は91,385t、くろだい・へだい、あさり類、あゆ養殖が全国第1位となりました(p1、3、24~25、48)。
平成27年の漁業・養殖業総生産量は対前年比10.8%減の91,385tとなりました。海面漁業・養殖業生産量は、全国第17 位(秘匿値のある都県を除く)、内水面養殖業の収穫量は全国第2位となりました。
本県では、生産量で全国上位を占める魚種も多く、沿岸漁業や養殖業を中心とした特色ある水産業が営まれています。
全国順位 | 平成27年 | 平成26年 |
---|---|---|
第1位 |
くろだい・へだい、あさり類、 あゆ養殖 |
くろだい・へだい、がざみ類、 あさり類、あゆ養殖 |
第2位 |
しらす、くるまえび、がざみ類、 うなぎ養殖、きんぎょ養殖※ |
くるまえび、うなぎ養殖、 きんぎょ養殖※ |
第3位 |
かたくちいわし、すずき類 |
しらす、あなご類、いかなご |
イ 海面漁業漁獲量は72,056tで前年比11.0減少 (p1、26~27、70~71)
平成27年の海面漁業漁獲量は対前年比11.0%減の72,056tとなりました。漁獲量の内訳は、漁業種類別では船びき網が54.4%、採貝・採藻が18.3%、小型底びき網が16.7%を占めており、魚種別では、かたくちいわしが20.6%、まいわしが16.5%、しらすが15.9%、あさり類が11.5%を占めています。
平成27年の海面漁業産出額は、対前年比7.4%増の179.8億円となっています。
ウ 内水面養殖業収穫量は6,485tで前年比4.2%増加 (p1、30~31、48、76)
平成27年の内水面養殖業収穫量は、対前年比4.2%増の6,485tで全国第2位でした。うなぎ養殖の収穫量は県内水面養殖業の約8割を占めており、27年は5,116tで前年に比べ4.0%の増加となりました。また、あゆ養殖収穫量が3年連続の全国1位となりました。
(2)時の話題
○水産多面的機能発揮対策について (p38~39)
○第4次漁港漁場整備長期計画の策定 (p40~41)
○のり養殖経営構造改善事業について (p42~43)
○未利用・低利用水産生物の利用促進 (p44~45)
○あさりとうなぎのブランド力強化について (p46)