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知事の名刺を使って、12月と1月に愛知県の海の幸「メヒカリ」をPRします。

ページID:0316868 掲載日:2020年12月10日更新 印刷ページ表示

県では知事の名刺を使って、県産農林水産物をPRしています。

12月・1月は深海から届く海の幸「メヒカリ」です

○知事名刺のイメージ
知事名刺のイメージ図
 
○深海で漁獲されるメヒカリは冬を迎えてますます脂がのって美味しくなります。
メヒカリ写真

1 メヒカリは外海の深い海で獲ります

 「メヒカリ」(標準和名:アオメエソ)は、渥美外海などの200~300m程度の深さの海に棲んでいる魚です。
 愛知県では、メヒカリは沖合底びき網や外海小型底びき網で漁獲され、蒲郡市や西尾市の漁港に多く水揚げされます。
 特に、蒲郡市には県内で唯一、深海で専門に漁をする「沖合底びき網」漁船があり、愛知県産メヒカリの概ね9割は蒲郡市に水揚げされます。
 沖合底びき網では、メヒカリやニギスなど深海の資源を守るため、7月と8月を休漁しています。
 貴重な海の資源を守るため、みんなでルールを守っているのです。

○愛知県で水揚げされるメヒカリの主な漁場
メヒカリ漁場図

 

○メヒカリを漁獲する沖合底びき網漁業の漁船
沖合底びき網漁船

 

○沖合底びき網漁業の操業
沖合底びき網漁業の概要

 

 

2 メヒカリの目は本当に光るの?

 メヒカリの目は青緑色に光って見えることが特徴です。
 目が光る理由は、光の少ない深い海で周りを見るために、目の網膜の外側に輝板という光を反射する組織があるからで、暗いところで光が当たると目が光って見えます。
 また、メヒカリには目とは別に発光バクテリアが共生した発光器が腹びれの後ろにあり、弱く青い光を発することができます。

○水揚げされたメヒカリ(目が光ってみえるかな?)
水揚げされたメヒカリ
 

3 メヒカリを食べよう!

 メヒカリは都市部のスーパーなどで見かける機会は多くはありませんが、産地の産直市場などではよく販売されています。
 脂がのっていて、こくのある白身がとっても美味しい魚で、調理方法としては、干物や塩焼き、唐揚げなどで、美味しく食べることができます。
また、加熱して食べるのが一般的ですが、蒲郡市などの産地では、鮮度の良いものを刺身で食べることもあります。
 深海魚らしいねっとりとした脂の旨みが際立つ逸品ですので、ぜひ、お試しください。

○メヒカリの代表的な料理
メヒカリ焼き物と唐揚げ

下記のリンクからメヒカリの調理方法をご覧頂くことができます。

メヒカリの調理方法(おさかなコンシェルジュ)
 

4 深海の仲間たち

 蒲郡市に4隻ある沖合底びき網は通称「深海」と呼ばれ、太平洋の沖合まで2~3日がかりで出漁して深海魚などをたくさん水揚げして帰ってきます。
 メヒカリの他に、ニギスやアカムツ、ワガ(ユメカサゴ)、キンメダイなど美味しい魚たちを漁獲しており、地元では「どうめ~深海魚10選」をPRしています。
 他にも珍しい魚がたくさん揚がりますので、地元の市場で探してみてください。

 

○ 深海で獲れる魚介類

タカアシガニなど深海の仲間たち