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金魚飼育質問集

ページID:0012237 掲載日:2022年12月8日更新 印刷ページ表示

飼育相談でよくある質問についてまとめました

1.飼育水に水道水は使えますか?

 水道水には消毒用の塩素が含まれており、金魚の飼育水に利用する際にはそれを取り除く必要があります。塩素を取り除くには、汲み置きして日のあたる場所に1~2日置いておく方法と、ハイポ(チオ硫酸ナトリウム)などの塩素を中和させる薬を使って取り除く方法があります。飲用可能な井戸水なら、塩素が含まれていないので、そのまま使用することができます。
飼育水に使う水

2.金魚を買ってきても1週間くらいで死んでしまいます。どうしたら上手に飼えますか?

 買ってきたばかりの金魚は、輸送の際に受ける振動や移動の前後の水温・水質の変化などの強いストレスを受け、弱っていることがあります。金魚は「弱っているときにエサをあげると死んでしまいやすい」という傾向があるので、購入後3~4日はエサを控え、その後、金魚の様子を見ながら少しずつ餌をあげて下さい。
 お店から持ち帰った金魚は、金魚が入ったビニール袋をそのまま30分くらい水槽に浮かべ、袋の中の水温と水槽の中の水温を合わせてから放しましょう。また、今まで飼っていた金魚に買ってきた金魚を混ぜると病気が移ることがあるので、飼育水に0.5%の濃度になるように塩を加えるとストレス軽減や病気の予防になります。大切な金魚と同居させる場合には同居前に観賞魚用の抗菌剤や駆虫剤などで薬浴するとなおよいでしょう。
金魚の水温の合わせ方

3.水槽には何尾くらいまで金魚を入れていいのでしょうか?

 水槽を覗いて少し物足りないと思う程度がよいと思います。目安としては、45センチ水槽なら全長5センチの金魚を3~4尾くらいが良いと思います。
水槽に入れる金魚の数の目安

4.冬は、水槽にヒーターをつける必要はありますか?

 金魚は野外でも飼育できるので、ヒーターなしで飼育しても問題ありません。ただし、熱帯魚店など暖かいところで飼われていた魚を急に冷たい水に入れると病気の原因になるので注意して下さい。

 飼育水温をヒーターで常に一定にすると、急激な水温変化によるストレスを受けないので病気にかかりにくく、また、琉金やオランダシシガシラなど丸い体型の金魚にとっては転覆病の予防になると言われています。

5.餌は1日にどのくらい与えたらいいのでしょうか?

 1日に1回、5分間で食べきる程度の量を与えます。水温が低くなったら、あまり餌を与える必要はありません。冬に屋外で飼育する場合は、週1回程度で十分です。
1日に与える餌の量

6.家を1週間留守するときの餌やりは、どうしたらよいですか?

 金魚は長期の絶食にも耐えられるので、1週間絶食させても死ぬことはありません。ただし、あまりに長期間絶食させると、体が細くなる、色が悪くなる、などの影響が出ることもありますので注意して下さい。どうしても心配な方は、自動給餌器を利用しましょう。