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水質基準について

ページID:0343811 掲載日:2026年4月30日更新 印刷ページ表示

水質基準項目(52項目)

水道法で基準に適合することを義務付けられている項目です。
健康に関する項目
No. 項目名 基準値 検査方法等 項目の説明
1 一般細菌 1mLの検水で形成される集落数が100以下 標準寒天培地法 特定の細菌グループを示すものではなく、塩素消毒の効果を確認します。
2 大腸菌 検出されないこと 特定酵素基質培地法 糞便による汚染指標となります。塩素消毒が完全であれば検出されません。
3 カドミウム及びその化合物 カドミウムの量に関して、0.003mg/L以下 ICP-MS法 自然界にごく微量存在し、イタイイタイ病の原因とされています。
4 水銀及びその化合物 水銀の量に関して、
0.0005mg/L以下
還元気化-原子吸光光度法 温度計、水銀灯など幅広く使用されています。メチル水銀は水俣病の原因とされています。
5 セレン及びその化合物

セレンの量に関して、0.01mg/L以下

ICP-MS法 金属セレンの毒性は少ないですが、化合物には猛毒のものが多いです。
6 鉛及びその化合物 鉛の量に関して、
0.01mg/L以下
ICP-MS法 古くから水道管として使用されていますが、近年溶出が問題視されています。
7 ヒ素及びその化合物 ヒ素の量に関して、
0.01mg/L以下
ICP-MS法 地質由来の汚染、農薬の混入等による汚染があります。
8 六価クロム化合物 六価クロムの量に関して、0.02mg/L以下 ICP-MS法 自然にはほとんど存在せず、メッキ排水に多く含まれています。
9 亜硝酸態窒素 0.04mg/L以下 イオンクロマトグラフ法 窒素化合物が酸化される際の中間生成物で、副腎への障害が認められています。
10 シアン化物イオン及び塩化シアン シアンの量に関して、0.01mg/L以下 IC-PC法 工場排水に含まれることがあり、強い毒性があります。塩化シアンは、シアン化物イオンや有機物が消毒剤(塩素)と反応して生成する消毒副生成物です。
11 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 10mg/L以下 イオンクロマトグラフ法 硝酸態窒素が体内で亜硝酸態窒素に変わるため、副腎への障害が認められています。
12 フッ素及びその化合物 フッ素の量に関して、0.8mg/L以下 イオンクロマトグラフ法 適量の場合虫歯の予防になりますが、多いと斑状歯の原因となります。
13 ホウ素及びその化合物 ホウ素の量に関して、1.0mg/L以下 ICP-MS法 自然水中に含まれることはまれであり、海水中に多く含まれています。
14 四塩化炭素 0.002mg/L以下 PT-GC-MS法 フロンの原料、金属の洗浄剤として使用されています。
15 1,4-ジオキサン 0.05mg/L以下 PT-GC-MS法 洗剤などの製品中に不純物として含まれます。
16 シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン 0.04mg/L以下 PT-GC-MS法 いずれの項目も塩素を含む有機化合物で空中に揮発しやすく、地下水を汚染することがあります。
17 ジクロロメタン 0.02mg/L以下 PT-GC-MS法
18 テトラクロロエチレン 0.01mg/L以下 PT-GC-MS法
19 トリクロロエチレン 0.01mg/L以下 PT-GC-MS法
20 PFOS及びPFOA

0.00005mg/L以下(50ng/L以下)

固相抽出-LC-MS法 有機フッ素化合物の一種で、環境中で分解されにくい物質です。
21 ベンゼン 0.01mg/L以下 PT-GC-MS法 溶剤、燃料などに含まれています。
22 塩素酸 0.6mg/L以下 イオンクロマトグラフ法 消毒剤である次亜塩素酸ナトリウム中で時間経過とともに増加する物質です。
23 クロロ酢酸 0.02mg/L以下 LC-MS法 いずれの項目も浄水処理過程において、水道原水中の有機物と消毒剤(塩素)とが反応して生成される消毒副生成物です。
24 クロロホルム 0.06mg/L以下 PT-GC-MS法
25 ジクロロ酢酸 0.03mg/L以下 LC-MS法
26 ジブロモクロロメタン 0.1mg/L以下 PT-GC-MS法
27 臭素酸 0.01mg/L以下 IC-PC法 消毒剤である次亜塩素酸ナトリウムに含まれています。
28 総トリハロメタン 0.1mg/L以下 PT-GC-MS法 いずれの項目も浄水処理過程において、水道原水中の有機物と消毒剤(塩素)とが反応して生成される消毒副生成物です。
29 トリクロロ酢酸 0.03mg/L以下 LC-MS法
30 ブロモジクロロメタン 0.03mg/L以下 PT-GC-MS法
31 ブロモホルム 0.09mg/L以下 PT-GC-MS法
32 ホルムアルデヒド 0.08mg/L以下 誘導体化-HPLC法
性状に関する項目
No. 項目名 基準値 検査方法等 項目の説明
33 亜鉛及びその化合物 亜鉛の量に関して1.0mg/L以下 ICP-MS法 給水管などの亜鉛引き鋼管から溶出することがあります。
34 アルミニウム及びその化合物 アルミニウムの量に関して、0.2mg/L以下 ICP-MS法 水処理薬品(凝集剤)の主成分として使われています。
35 鉄及びその化合物 鉄の量に関して、0.3mg/L以下 ICP-MS法 地球上で4番目に多い元素ですが、多くなると赤水の原因となります。
36 銅及びその化合物 銅の量に関して、1.0mg/L以下 ICP-MS法 一部の生物には毒性がありますが、多くなると水が青く着色します。
37 ナトリウム及びその化合物 ナトリウムの量に関して、200mg/L以下 イオンクロマトグラフ法 水処理薬品(消毒剤、pH調整剤)の成分として含まれています。
38 マンガン及びその化合物 マンガンの量に関して、0.05mg/L以下 ICP-MS法 地殻中に広く分布していて、多くなると黒水の原因となります。
39 塩化物イオン 200mg/L以下 イオンクロマトグラフ法 地質由来あるいは下水系排水の混入で上昇します。
40 カルシウム、マグネシウム等(硬度) 300mg/L以下 イオンクロマトグラフ法 硬水・軟水の区別、味に関連する項目とされています。
41 蒸発残留物 500mg/L以下 重量法 水を蒸発乾固したときに残る物質で、味に関連する項目とされています。
42 陰イオン界面活性剤 0.2mg/L以下 固相抽出-HPLC法 合成洗剤の有効成分で、水溶液中で電離して主体が陰イオンになるものです。
43 ジェオスミン

0.00001mg/L以下

(10ng/L以下)

SPME-GC-MS法  ともにカビ臭の原因物質です。特定の藻類により産生されることが多いです。
44 2-メチルイソボルネオール

0.00001mg/L以下

(10ng/L以下)

SPME-GC-MS法 
45 非イオン界面活性剤 0.02mg/L以下  固相抽出-吸光光度法  合成洗剤の有効成分で、水溶液中でもイオンに解離する基を持たないものです。
46 フェノール類 フェノールの量に換算して0.005mg/L以下  固相抽出-LC-MS法  天然には存在せず、工場排水に含まれ、塩素と反応して著しい異臭味が発生します。
47 有機物(全有機炭素(TOC)の量) 3mg/L以下 全有機炭素計測定法  原水の有機物汚濁の指標、浄水処理過程での水の処理性評価に利用できます。
48 pH値 5.8以上8.6以下 ガラス電極法 水の酸性・アルカリ性の基準となります。管の腐食に関係します。
49 異常でないこと 官能法  水に溶存する物質の種類・濃度により異なり、異常な味は不快感を与え飲用に適しません。
50 臭気 異常でないこと 官能法  水に溶存する物質の種類・濃度により異なり、異常な臭気は不快感を与え飲用に適しません。
51 色度 5度以下  透過光測定法  配管等からの鉄の溶出で高くなることがあります。
52 濁度 2度以下  積分球式光電光度法 濁りは給・配水施設や管の異常を示します。

水質管理目標設定項目(26項目)

水道水の管理上、留意すべきものとして定められた項目です。
水質管理目標設定項目
No. 項目名 目標値 検査方法等 項目の説明
1  アンチモン及びその化合物  アンチモンの量に関して、0.02mg/L以下  ICP-MS法 鉱山排水・工場排水により汚染される恐れがあるとされています。
2  ウラン及びその化合物  ウランの量に関して、0.002mg/L以下(暫定)  ICP-MS法 土壌由来で汚染される恐れがあるとされています。
3  ニッケル及びその化合物  ニッケルの量に関して、0.02mg/L以下  ICP-MS法 土壌由来・鉱山排水・工場排水により汚染される恐れがあるとされています。
5  1,2-ジクロロエタン  0.004mg/L以下  PT-GC-MS法 金属の脱脂などに使用され、大気に放出されて水道原水の汚染の恐れは小さいとされています。
8  トルエン  0.4mg/L以下  PT-GC-MS法 シンナーなどに使用され、大気に放出されて水道原水の汚染の恐れは小さいとされています。
9  フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)  0.08mg/L以下  溶媒抽出-GC-MS法 プラスチックの可塑剤として使用され、工場排水により汚染される恐れがあるとされています。
10  亜塩素酸  0.6mg/L以下   水処理で二酸化塩素を使用した場合に生成される物質です。県営水道は二酸化塩素を使用していないため検査は行いません。
12  二酸化塩素  0.6mg/L以下  
13  ジクロロアセトニトリル  0.01mg/L以下(暫定) 溶媒抽出-GC-MS法 水処理過程において、水道原水中の有機物が消毒剤(塩素)と反応して生成される消毒副生成物です。
14  抱水クロラール  0.02mg/L以下(暫定) 溶媒抽出-GC-MS法
15  農薬類  検出値と目標値の比の和として、1以下   殺菌剤・殺虫剤・除草剤など115項目が指定されています。
16  残留塩素  1mg/L以下 携帯型残留塩素計測定法 消毒効果保持のため給水栓で0.1mg/L以上必要ですが、臭いの観点から上限が設定されています。
17  カルシウム、マグネシウム等(硬度)  10mg/L以上100mg/L以下 イオンクロマトグラフ法 おいしい水の観点から水質基準値より厳しい目標値が設定されています。
18  マンガン及びその化合物  マンガンの量に関して、0.01mg/L以下 ICP-MS法 視覚的(着色)な観点から水質基準値より厳しい目標値が設定されています。
19  遊離炭酸  20mg/L以下  滴定法 水中に溶け込んでいる二酸化炭素の量であり、おいしい水の観点から設定されています。
20  1,1,1-トリクロロエタン  0.3mg/L以下  PT-GC-MS法 ドライクリーニングや金属の脱脂に使用されており、臭いの観点から設定されています。
21  メチル-t-ブチルエーテル  0.02mg/L以下  PT-GC-MS法 有機溶剤やガソリンの添加物として使用されており、臭いの観点から設定されています。
22  有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)  3mg/L以下  滴定法(酸性法) 有機物量の指標であり、おいしい水の観点から設定されています。
23  臭気強度(TON)  3以下  官能法 異常な臭いが発生した場合、臭いが感じられる限界まで希釈したときの希釈倍数で表します。
24  蒸発残留物  30mg/L以上200mg/L以下  重量法 おいしい水の観点から水質基準値より厳しい目標値が設定されています。
25  濁度  1度以下 積分球式光電光度法 視覚的な観点から水質基準値より厳しい目標値が設定されています。
26  pH値  7.5程度  ガラス電極法  腐食性の観点から水質基準値より厳しい目標値が設定されています。
27  腐食性(ランゲリア指数)  -1程度以上とし、極力0に近づける  計算法 pH値、カルシウムイオンの濃度等から算出します。腐食性の観点から目標値が設定されています。
28  従属栄養細菌  1mlの検水で形成される集落数が2,000以下(暫定) R2A寒天培地法 一般細菌より多数検出されるため、水処理による微生物除去や消毒効果の判定指標となります。
29  1,1-ジクロロエチレン  0.1mg/L以下 PT-GC-MS法 家庭用ラップの原料などに使用されています。
30  アルミニウム及びその化合物  アルミニウムの量に関して、0.1mg/L以下 ICP-MS法  視覚的(着色)な観点から水質基準値より厳しい目標値が設定されています。

問合せ

愛知県 水質試験所

電話: 0561-38-8677

E-mail: suishitsushiken@pref.aichi.lg.jp