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「青少年の被害・非行防止に取り組む県民運動(冬期)」を実施します

ページID:40854533 掲載日:2025年12月1日更新 印刷ページ表示

​ スマートフォンやSNSを始めとする様々な機器・サービスが急速に普及し、青少年を取り巻くインターネット利用環境が一層多様化する中、SNSやオンラインゲームを通じて面識のない相手と知り合い、性被害等に遭った児童数は高い水準で推移している。

 また、それぞれに事情や問題を抱えた青少年が、SNS等を通じて出会った者やコミュニティに自分の居場所を求めて繁華街に集まり、犯罪被害に遭うリスクを十分認識しないまま被害に遭っている。

 加えて、青少年のインターネット利用時間が増加傾向にあり、情報の不適切な受発信により、犯罪やトラブルに巻き込まれる機会の増加が引き続き懸念される。

 青少年の非行情勢については、刑法犯少年の検挙・補導人員は毎年減少していたが、令和4年から3年連続で増加し、令和7年9月末時点で前年同期に比べ11.9パーセント増加(暫定値)している。

 また、SNS等で犯罪実行者を募集する、いわゆる「闇バイト」に応募するなどした少年による組織的な特殊詐欺や強盗等への加担が大きな社会問題になるなど、懸念すべき兆候がみられる。

 次代を担う青少年の育成は、社会全体で一体的に取り組む課題であり、国、地方公共団体、関係団体等が、それぞれの役割と責任を果たしつつ、相互に協力しながら、地域が一体となって青少年の被害・非行の防止のための取組を進めることが必要である。

 このため、多くの青少年が冬季休業に入り、イベントも多く行われる12月から1月にかけて、「インターネット利用におけるこどもの性被害等の防止」を最重点項目とした「青少年の被害・非行防止に取り組む県民運動(冬期)」を実施することとする。

期間

令和7年12月20日(土曜日)から令和8年1月10日(土曜日)までの間

スローガン

非行の芽 はやめにつもう みな我が子

主催

愛知県・愛知県教育委員会・愛知県警察本部・愛知県青少年育成県民会議

運動の重点項目等

  1. ​最重点項目 
    インターネット利用におけるこどもの性被害等の防止
  2. 重点項目
    ・有害環境への適切な対応
    ・薬物乱用対策の推進
    ・不良行為及び初発型非行(犯罪)等の防止
    ・再非行(犯罪)の防止
    ・重大ないじめ・暴力行為等の問題行動及びその被害への対応 

令和7年度「青少年の被害・非行防止に取り組む県民運動(冬期)」実施要綱 [PDFファイル/383KB]

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