「多文化子育てサークル」実施マニュアル」を作成しました

　現在、愛知県には、全国で2番目に多い、23万人余りの外国人県民が暮らしています（平成29年6月末現在）。
　外国人県民の永住化が進む中、本県で子どもを産み育てる方は増加傾向にありますが、こうした外国人県民にとって、異国での出産・子育ては、言語や文化の違いを背景に戸惑いを生み、孤独や不安を感じながら子育てをしている方もおられます。
　平成29年度、本県では｢多文化子育てサークル｣事業を実施しました。この事業では、乳幼児を持つ外国人県民に子育ての楽しみを感じていただくため、絵本の読み聞かせやベビーマッサージなど親子で楽しめる様々な企画や交流を実施しながら、日本で子育てをしていく上で必要となる情報や、乳幼児期の言語習得に必要な知識の提供などを行いました。
　今後、この「多文化子育てサークル」を県内に普及していくため、本県ではこの度、本サークルの必要性や実施のポイントなどについてとりまとめた「「多文化子育てサークル」実施マニュアル」を作成しました。
　県内市町村や国際交流協会、NPO等の外国人支援団体、保育所や保健所等の子育てに関する機関など、関係するすべての方に多文化子育て支援の必要性を御理解いただき、普及に御協力いただきたいと考えております。
　御協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。