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令和4年8月

ページID:0407083 掲載日:2022年9月21日更新 印刷ページ表示

水田での飼料用トウモロコシ収量が畑地レベルに!

と き:令和4年7月29日​(金曜日)~8月2日(火曜日)  

ところ:豊田市高岡地区​​   

主体・対象(構成員数):水田作経営体1経営体

 今年度で5年目を迎えた水田での飼料用トウモロコシWCSの収穫が7月29日から8月2日までの計5日間で実施された。これまで4年間は水田の排水性に悩まされ収量が伸び悩んでいたが、今年度は栽培を行う水田作経営体とともにほ場選定や畝立て播種など排水性の改善に取り組んだところ、8.1haで652ロールが収穫され、単収は3.6t/10aであった。畑地での収量にも負けない単収は、飼料費高騰に悩む地域の畜産農家らにとっても朗報となった。今後は、発酵品質や嗜好性について継続的に調査を実施していくとともに、今年度から新たに取り組み始めた子実用トウモロコシの生育および収量調査も並行して進める。

飼料用トウモロコシWCSの収穫

収穫作業風景

シンビジウムのPR活動として『ウィンター・プリンセス』プロジェクトを準備中

と き:令和4年8月24日​(水曜日)  

ところ:コモ・スクエア(豊田市喜多町)   

主体・対象(構成員数):JAあいち豊田花き振興会(6名)

 JAあいち豊田花き振興会は、ジャパンフラワー強化プロジェクト推進費を活用し『ウィンター・プリンセス』プロジェクトと題して、1月にシンビジウムのディスプレイ展示を行う計画である。ディスプレイのデザインを決定し、立体的にイメージするためのデザイン模型を作成した。これをもとに、8月24日に展示場所であるコモ・スクエアを訪問し、施設管理者とディスプレイの設置場所、大きさ、高さ、ポスターを貼る場所等を検討した。農家が、積極的に施設管理者と交渉した結果、施設外からも見える良い場所でディスプレイが設置できることとなった。​

展示場所であるコモ・スクエアで測量する様子

コモ・スクエアで測量する農家

鳥獣被害対策モデルケース育成委託事業、第1回研修会開催

と き:令和4年8月30日​(火曜日)  

ところ:豊田市大野瀬町梨野集会場   

主体・対象(構成員数):梨野集落(10戸)

 NPO法人愛猟(以下、愛猟)が愛知県から業務委託を受け、梨野集落ですすめる「鳥獣被害対策モデルケース育成委託事業」の第1回研修会が開催された。研修会には集落住民11名が参加し、愛猟から集落に出没するサルとニホンジカについて生態を学んだ。また、集落地図を利用して「獣被害の見える化」をすすめるため、住民が獣目撃情報や被害状況を地図に記していくことで、情報共有する事も話し合われた。獣害対策は集落の住民自身が意識を高める必要があるが、関係機関による支援も重要である。このため、研修会には豊田市役所や農業総合試験場普及戦略部、農業改良普及課からも職員が出席し、助言を行った。
 

梨野集落研修会の様子

​研修会で説明を聞く参加者