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令和6年10月
4Hクラブ とよた産業フェスタを盛り上げる!
と き:令和6年10月5日、6日
ところ:豊田スタジアム
主体・対象(構成員数):豊田みよし4Hクラブ(9名)
豊田みよし4Hクラブは、4Hクラブの活動PRとして「とよた産業フェスティバル2024」に出店した。多くのお客さんが来訪し、コンバインに乗って写真を撮ったり、農業クイズやスーパーボールすくいを楽しんでいた。クラブ員は農産物やコンバインについて、丁寧に説明をし、農業生産現場の様子を伝えた。イベント終了時には、来客の多さにクラブ員も達成感を感じていたが、すぐに反省点を話し合うなど、来年の開催に向けてすでに準備が始まっている様子だった。
お客が絶えない4Hクラブのブース
とよた茶の品評会が開催!
と き:令和6年10月6日
ところ:豊田スタジアム
主体・対象(構成員数):豊田市茶業組合(21名)
「とよた産業フェスタ2024」の会場内で豊田市農林畜産物品評会「かぶせ茶・てん茶の部」が開催され、農業改良普及課が審査を行った。
かぶせ茶の部に7点、てん茶の部に8点が出品され、かぶせ茶の部の金賞は籔押翔大氏、銀賞及びイベント来場者が選ぶ消費者賞は籔押通之氏、てん茶の部の金賞及び消費者賞は石川龍樹氏、銀賞は野場義尊氏が受賞した。本年は関西茶品評会が愛知県で開催されたこともあり、例年以上に徹底した栽培管理がなされた。出品されたお茶は秀品揃いで、中でも上位のお茶は豊かな香りとうま味が際立っていた。
消費者投票の様子
「緑の学園研修」開催、農高生が地域の農業経営を学ぶ
と き:令和6年10月11日
ところ:豊田市御船町、本新町、若林西町
主体・対象(構成員数):県立猿投農林高校生1~3年生(19名)
猿投農林高校の生徒を対象に、先進的な農業者の考え方や経営状況等を紹介するために緑の学園研修を実施した。始めに農業大学校から同校の概要紹介があり、その後研修先として、酪農家、水田作法人及びJA産直施設の3か所を視察した。説明者である経営主、法人代表、JA産直店長は全て猿投農林高校出身者で、農高生は先輩が地域の農業の第一線で活躍していることに驚いていた。またアンケートから「酪農の実状がよくわかった」、「GPS付きの先進的な農業機械に驚いた」、「産直では生産者の顔、場所、食べ方の説明があり安心して購入できる」等の意見があり、農業に対する理解と就農意欲が促進されたと思われる。
経営状況の説明を受ける農高生
改正基盤強化法に基づく「地域計画」の策定検討が進む
と き:令和6年10月23日
ところ:豊田市役所稲武支所
主体・対象(構成員数):稲武地域営農協議会(15名)
豊田市中山間8地域では農業経営基盤強化促進法の改正に基づき、各地域営農協議会の集落代表者等を中心に、将来の農地利用の姿を明確化する「地域計画」づくりを進めている。このうち稲武地域では、集落営農組織を含む4法人を担い手として「目標地図」に位置づけるとともに、もち米やトウモロコシ、ブルーベリー栽培のほか、地域資源を活用したビジネスモデルを考えるなど特色ある計画案が検討された。農業改良普及課は各地域営農協議会に参加し情報提供・助言を行った。地域計画案は12月に再度各地域で検討され、年度内に公表される予定である。
地域計画の検討の様子
農業経営士が研修会を開催!事業承継について学ぶ
と き:令和6年10月25日
ところ:豊田市福祉センター
主体・対象(構成員数):愛知県農業経営士協会豊田・みよし支部(44名)
農業経営士協会豊田・みよし支部が、中小企業診断士の松崎直人氏((株)シーエフオー代表取締役)を講師として、事業承継についての研修会を行った。松崎氏からは、事業承継の進め方や実際にうまくいった事例など、具体的に話をしてもらい、「早めに計画書にまとめることがポイント」とのアドバイスがあった。また、公的支援制度として愛知県の専門家派遣制度があり、無料なので利用するとよいと説明があった。当日は、農業経営士と関係機関、合わせて13名が参加した。農業改良普及課は、研修会開催に向けた支援を行った。
研修会の様子