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令和8年6月
中山間地でドローンによる「赤とんぼ米」施肥の実演会を開催
と き:令和8年6月1日
ところ:豊田市西樫尾町
主体・対象:JAあいち豊田赤とんぼ米栽培グループ(20戸)
JAあいち豊田の特別栽培米「赤とんぼ米」ほ場において、農業改良普及課が主催しドローンによる有機質肥料の省力的施肥の実演会を行った。関係機関を含め19名が参加した。収量向上が課題の「赤とんぼ米」では、昨年度、背負いの動力散布機による基肥の増量試験により増収が認められたが、ドローンによる有機質肥料散布は初めての試みである。参加者は水田上で素早く肥料を撒くドローンに注目し、軽労化を含め活発に意見交換が行われた。省力化、軽労化の調査結果は今後の「赤とんぼ米」勉強会で生産者と共有していく。

ドローンを用いた有機質肥料散布
下山地域営農協議会で農地に関する検討を実施
と き:令和8年6月3日
ところ:下山交流館(豊田市)
主体・対象:下山地域営農協議会(27名)
令和8年度の第1回下山地域営農協議会(事務局:豊田市)が開催された。豊田市には14地域営農協議会(以下、協議会)があり、農業改良普及課では、うち中山間地域8協議会の活動を地域振興の普及課題に位置づけ支援している。今回は、東海農政局及び県事務所農政課も参加した。
内容は、農地利用に係る地域計画の見直しについての検討の他、4月から下山地区で実施中(6月末に回収)のアンケート協力依頼等だった。普及課からは、アンケート結果を活用した農地集積や集落営農の組織化について啓発した。

地域計画の見直しについて協議
夏秋ナスで日射制御型自動かん水装置を導入
と き:令和8年6月9日
ところ:豊田市
主体・対象:JAあいち豊田なす部会(47名)
夏秋ナス栽培では、かん水管理の良否が収量品質に大きく影響する。農業改良普及課は、夏期高温対策として、かん水量や頻度を増加させるよう指導してきたが、かん水作業の労力負担が課題だった。そこで、収量品質の向上と労力軽減を目的に、日射制御型自動かん水装置(以下、かん水装置)の導入を部会に働きかけた。その結果、令和8年度豊田市農業チャレンジ推進補助金を活用し、1戸がかん水装置を導入した。今後は、技術の普及に向けて、かん水装置の効果的な利用方法を調査する。

日射制御型自動かん水装置
中山間地の畦畔除草をラジコン草刈機で省力化
と き:令和8年6月11日
ところ:豊田市五反田町
主体・対象(構成員数):五反田営農組合(34戸)
豊田市足助地区の五反田営農組合は令和7年度に新たに設立された集落営農組織であり、農業改良普及課も組織化を支援してきた。組合は農地の管理を省力的に行うことで、若手住民の協力を得やすくする工夫を続けている。昨年は、遊休農地の管理のため、自走式草刈機(ハンマーナイフモア)を導入した。今年は畦畔除草の省力化のため、豊田市農業チャレンジ推進補助金を活用しラジコン草刈機を導入している。導入した草刈機は本体重量が約200kgで、傾斜角度45度まで除草可能であり、スピードも中山間地の他の集落で導入されている重量100kgタイプより早く、作業時間は肩掛け刈払機の半分で、組合では中山間地に適した機械と評価は高い。農業改良普及課では、ほ場の条件等を考慮しつつ、中山間地のスマート農業技術の推進を支援していく。

傾斜のある畦畔も除草可能
鳥獣害対策に関する管内実務担当者が集結
と き:令和8年6月12日
ところ:豊田加茂総合庁舎
主体・対象(構成員数):豊田市、みよし市、JAあいち豊田、農業総合試験場、豊田加茂農林水産事務所(農政課、農業改良普及課)(15名)
豊田加茂管内は豊田市の中山間地を抱え、イノシシ、ニホンジカ、サルを始め野生鳥獣による農作物被害金額が多い。そこで例年、普及課が主催し、鳥獣被害対策に係る関係機関の実務担当者を参集し、会議を開催している。今年度の会議では、各組織の取組が情報交換され、連携方法に関する試験場からの助言等が得られた。また、サル用電気柵や忌避資材の効果、被害実態アンケートの回収方法等への具体的な質疑応答も行われた。今後の連携方法についての意見を交えた協議が行われ、有意義な会議となった。

鳥獣害対策における連携について意見交換
小麦収穫が完了
と き:令和8年6月12日
ところ:JAあいち豊田管内(豊田市)
主体・対象(構成員数):JAあいち豊田小麦生産者
JAあいち豊田管内は、5月22日から小麦品種の「きぬあかり」と「ゆめあかり」の収穫が始まり、6月12日に終了した。収穫開始時期は平年よりも1週間程度早かったものの、降雨日が多く作業はやや難航した。うどんこ病や赤かび病などの被害は少なかったが、4月の降雨により排水不良ほ場で湿害が発生した。また平年と比べてネズミムギ(イタリアンライグラス)の発生が3月以降に多く、雑草対策に苦慮したほ場も散見された。降雨や登熟期間の高温の影響も相まって、収量は令和7年産を下回る見込みである。農業改良普及課では今後、今作の反省を踏まえ、令和9年産の栽培指導を行っていく。

「きぬあかり」の収穫

