イベント情報

復元古窯焼成 特別講座
「土から作る」−知る・見る・作る・そして、使う−灰釉の器に花をいける
愛知県立芸術大学・愛知県陶磁美術館が協力し、それぞれの施設の特徴を活かした、復元古窯焼成 特別講座「土から作る −知る・見る・作る・そして、使う−」を開催します。
やきものの「原料」に触れ、「灰釉の器」を作る全6回の連続講座。やきものを作るだけではなく、愛知県陶磁美術館所蔵の「灰釉陶器」に触れる特別鑑賞からはじまり、やきものをつくる「粘土」や「絵具」に原料から触れ、焼成は復元古窯(薪窯)で行います。
講座の最後には、出来上がった「器」に花をいける、少し風変わりな他では体験出来ない特別なプログラムです。
初回は当館コレクション展・テーマ展示「灰釉と長石のあいまに」を観覧し、茶室「陶翆庵」にて、灰釉を使用した茶碗で喫茶を楽しみながら、当館学芸員による「灰釉陶器」の特別鑑賞を行います。
愛知芸大が会場の回では、簡易な原料の精製を行うことで、素材へ直接アプローチを行います。
また、大学内に保存されている三ヶ峯1号窯・2号窯(鎌倉時代の古い窯)を見学し、「山茶椀」の陶片を観察します。
焼成は、当館の復元古窯焼成時に行い、焼成時に解説を行います。最終回には、制作した「器」に花をいけ、やきものを〈使う〉ことも楽しみます。
講師と参加者が「やきもの」を通して交流することで、新しい発見がつながっていくような講座を作り出します。

要事前予約イベント
2025年8月10日(日)から
2025年12月7日(日)までの全6回
会場:愛知県陶磁美術館・愛知県立芸術大学
時 間:「日程と内容」をご覧ください
対 象:どなたでも参加可能
※すべての回に参加できる方のみ御応募ください
定 員:15名程度 (応募者多数の場合は抽選)
参加費:一般 2,500円 中学生以下 2,350円
※生花代 2,500円が別途必要
◎土からつくる ~知る、見る、作る、そして使う~
★初回は当館学芸員による、「灰釉陶器」にまつわる講話を行います。また、茶室「陶翠庵」にて喫茶をしながら、やきものに触れることも楽しみます。
★愛知芸大が会場の回では、土づくりのほかに、大学内に保存されている鎌倉時代の古い窯を見学、「山茶椀」の陶片を観察します。
★最終回には、制作した「器」を使って花をいけ、やきものを〈使う〉ことも楽しみます。
★講師と参加者が「やきもの」を通して交流することで、新しい発見がつながっていくような講座を作り出します。
土からつくる 日程と内容(全6回)
◆【第1回】8月10日(日)「灰釉陶に触れる」
やきものに 触れる体験
会場:本館・陶翠庵
時間:午後1時30分から午後4時まで
◆【第2回】8月31日(日)「瀬戸の土に触れる」
製土(土づくり)と愛知県立芸術大学内の古い窯の見学
会場:愛知県立芸術大学
時間:午後1時30分から午後4時まで
◆【第3回】9月14日(日)「形をつくる」
製土した粘土を使い器を作ります。
会場:つくるところ陶芸館
時間:午後1時30分から午後3時30分まで
◆【第4回】10月12日(日)「絵付け・施釉」
素焼きされた器に絵付け・施釉をします。
会場:つくるところ陶芸館
時間:午後1時30分から午後3時30分まで
◆【第5回】11月2日(日)「焼成」
復元古窯焼成(古い窯を復元した窯の焼成)の解説を聞きながら見学します。
会場:窯焚き広場
時間:午後4時から午後5時まで
◆【第6回】12月7日(日)「花をいける」
焼き上がった器に花をいけます。
会場:つくるところ陶芸館
時間:午後1時30分から午後3時30分まで
復元古窯焼成 特別講座「土から作る」−知る・見る・作る・そして、使う−のお申し込み方法
- ・参加される方全員の氏名(ふりがな)、年齢
- ・参加人数、付き添いの人数
- ・代表者のメールアドレス、電話番号(当日のご連絡先)
以上をご記入の上、「メール」にて下記の宛先までご応募ください。
[メール] tougeikan@pref.aichi.lg.jp
( 件名を「土から作る」としてください。)
◆復元古窯焼成 特別講座「土から作る」の応募受付期間は2025年7月18日(金)から2025年8月5日(火)までです。
当選結果は締め切り後にメールにてご連絡いたします。
ご不明な点はお電話にてお問い合わせください。
愛知県陶磁美術館 陶芸館 (0561)84-7474(代)岩渕