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【研究者向け】若手研究者による全国須恵器シンポジウム

特別展「This is SUEKIー古代のカタチ、無限大!」
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事前申込不要
2026年2月22日(日)
会場:愛知県陶磁美術館 本館地下1階講堂



時 間:10:30から16:20まで
聴講無料(ただし特別展観覧券が必要です)
途中入退室可能
                            ※愛知県陶磁美術館にレストラン等はございません。
 昼食は各自でご持参いただくことを推奨します。
 館正面玄関前に飲料の自動販売機はございます。



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◎イベント概要

全国の須恵器に関する研究の現状を共有し、未来を探るための、研究者向けのシンポジウムです。
特に20~30代の研究者や、考古学を学ぶ学生の方々の聴講を歓迎いたします。


須恵器は、4世紀末から5世紀初頭に朝鮮半島からの技術伝播により日本列島に根付いた、古代を代表するやきものの一つです。古墳時代~平安時代にかけての須恵器を焼いた遺跡「窯跡群」が全国に800箇所以上確認されています。1950~1980年代にかけての全国的な土地開発に伴う発掘調査で多くの資料が蓄積され、20世紀の間にほぼ各地の須恵器窯の研究の骨子が形成されました。当時発掘を担った大学や文化財行政の諸先学が、各地で研究を牽引してきましたが、そのほとんどが現在現役を退きつつあります。日本考古学・古代史研究において、須恵器研究は技術論・年代論・流通論等重要な位置を占めてきました。

しかし、2010年代以降、学生や若手の文化財行政職員を含め、須恵器窯を研究主題に扱う研究者は少なくなり、今後の研究の継続・発展が危ぶまれています。また、全国各地に須恵器窯が存在する以上、各地の 相互比較を通した研究が効果的で、全国規模の研究集会が望まれます。

本シンポジウムでは21世紀に須恵器窯研究を次の段階へ展開させるべく、登壇者は今後の研究を担う若手 世代(30代まで)に限定し、各地の須恵器窯研究の現状を相互に再確認し、地域を越えた討論の中から今後 の研究の方向性を探ります。

◎登壇者・スケジュール


(1)10:30~10:35 開会のあいさつ / 主旨説明
   大西 遼(愛知県陶磁美術館)
(2)各地の須恵器窯研究の現状と課題
   ①10:35-10:55 舘内 魁生 氏(東北大学埋蔵文化財調査室)
    東北地方の須恵器窯について
   ②10:55-11:15 立原 遼平 氏(神奈川県教育委員会)
    関東地方の須恵器窯について
   ③11:15-11:35 大須賀 広夢 氏(湖西市文化観光課)
    遠江・湖西窯について
   ④11:35-11:55 大西 遼(愛知県陶磁美術館)
    東海西部の須恵器窯について
     ー11:55-13:10 休憩ー
    ※12:45から13:05まで、展覧会担当学芸員による、シンポジウムに関係した
     特別展「This is SUEKI」の展示案内を行います。
   ⑤13:10-13:30 高島 悠希 氏(滋賀県文化財保護協会)
    甕研究から見た須恵器窯について
   ⑥13:30-13:50 岩越 陽平 氏(奈良県立橿原考古学研究所)
    和泉・陶邑窯について
   ⑦13:50-14:10 我妻 佑哉 氏(奈良文化財研究所)
    摂津・千里窯について
   ⑧14:10-14:30 鈴木 茂 氏(野洲市教育委員会)
    近江・鏡山窯について
   ⑨14:30-14:50 稲本 悠一 氏(兵庫県教育委員会)
    播磨の須恵器窯について
     ー14:50-15:00 休憩ー
(3)15:00-16:10 シンポジウムー研究の現状から須恵器窯の未来を探るー
   パネラー:(2)の発表者
   司会進行:大西 遼
(4)16:10-16:15 講評
   城ケ谷 和広 氏(愛知県埋蔵文化財調査センター)
(5)16:15-16:20 閉会のあいさつ

担当:全国須恵器窯シンポジウム係(大西、澤井、佐久間)Tel 0561-84-7474 / Fax 0561-84-4932