<<名古屋高速道路公社>>
●都市高速道路の耐震補強
- 名古屋高速道路公社では、兵庫県南部地震級の地震に対しても橋梁が倒壊・落橋しないことを目標とした耐震補強を実施してきました。橋脚の耐震補強については、平成7年度から平成9年度の3箇年で実施し、完了しました。
- 平成10年度からは、橋桁の落橋を確実に防止するために単純桁の連結化、落橋防止装置改良等の上部構造の耐震補強を実施し、平成16年度末に完了しました。
●災害対策設備
- 地震計、自家発電設備等を整備し、災害対策施設等の拡充に努めています。
- 非常電話、監視テレビ、気象観測装置等を設置しています。
- 半地下・トンネル区間は、通報・警報設備、消火設備、避難誘導設備等を設置しています。
●非常口の設置
- 高架部分は、32箇所の非常階段とランプ出入口64箇所にて概ね1km間隔で設置しています。
- 半地下、トンネル区間は、概ね500m間隔で設置しています。
●建設区間
- 工事現場の資機材は、転倒・飛散等することのないよう予防措置を行っています。
- 警戒宣言が発令された場合、施工中の工事を中断し工事現場の補強・落下防止等必要な予防措置を行います。
●その他の準備
- 災害に応じた応急対策を整え、防災活動の推進を図ります。
- 災害の状況に応じて、職員はそれぞれの配備場所に参集します。
<<愛知県道路公社>>
●地震防災訓練の実施
- 地震災害発生時に的確かつ迅速な防災対策がとれるように、実効性のある訓練を年に1回行っています。
●地震災害予防対策
- 橋梁の耐震化として、橋梁の上部工橋落防止対策、下部工橋脚補強対策を実施し、平成20年4月に完了しました。
●その他の準備として
- 災害時の応急復旧作業担当者との連携体制を整えています。
- 受水槽、散水車等へ緊急貯水できるように準備してあります。
- 自家発電装置、可搬式発電機等による非常電源を確保してあります。