防災対策
●LPガス供給設備の自主点検
- (社)愛知県エルピ−ガス協会は、東海地震等の災害に備えて、家庭に設置してあるLPガス供給設備の耐震強化対策をLPガス販売事業者の自主点検及び改善により実施いたしました(LPガス供給設備:容器・高圧ホ−ス・調整器・ガスメ−タ・鎖等)。
●LPガス供給設備の安全機器の普及
●ガス放出防止器
- ボンベの口に取り付けられ、地震の揺れによりボンベが転倒した場合、 ボンベからのガス流出を遮断します。
- ガス放出防止器の設置は、各事業者が愛知県の「特別融資制度」を利用する等、その普及に努めています。
●S型マイコンメータ
- 震度5相当以上の地震を検知した場合、または、家屋の倒壊等により配管が折れ、 ガス漏れが発生した場合、自動的に作動してガスを止めます。現在、S型メータの設置は、愛知県ではほぼ100%です。
災害時対策
●防災体制の整備
- (社)愛知県エルピ−ガス協会では、震度5弱以上の地震が発生した場合、 または警戒宣言が発令された場合、災害対策本部(協会本部)・現地対策本部(5支部)を設置します。
●LPガスの供給
- (社)愛知県エルピ−ガス協会では、愛知県LPガス災害対策要綱並びに県・市町村災害対策本部等からの要請により、優先的に広域避難場所・病院・公共施設等へLPガスの供給を行います。
- (社)愛知県エルピ−ガス協会は、愛知県と『災害時におけるLPガス応急生活物資等に関する協定』を締結し、被災地に優先的に「カセットコンロ」「カセットボンベ」を供給します。
●災害応援隊の出動
- 愛知県LPガス災害対策要綱に基づき被害の大きい地区への応援活動を実施するため、各地区に設置してある災害応援隊が出動します。また(社)日本エルピ−ガス連合会から全国に応援隊を要請します。
復旧対策
●災害発生後速やかに実施
- 被害状況の確認
- 供給停止及び容器撤去等二次災害防止の要否を目視点検
- 建物の倒壊、浸水、火災発生の有無又はその発生の有無
- 容器の転倒、配管の折損等によるガス漏れの有無
●二次災害防止のための措置
- 供給停止又は容器の撤去
- 広報活動
LPガス設備に異常が無いと確認されるまでは、容器バルブを閉めてガスの使用を中止するよう広報します。
●応急復旧
- LPガス供給復活のための安全点検を展開し、既存の炊事用コンロの復旧や、仮設コンロ(カセットコンロ等)の設置(居住建物を対象)を実施することで、LPガスを使用可能な状態にします。
●LPガス設備の復旧
- LPガス販売事業者各自により、本格復旧作業を実施します。必要に応じて応援いたします。
ご家庭でのお願い
●グラッときたら
●容器バルブを閉めて下さい
- 揺れの大きかった時は、容器バルブを閉めて下さい。容器バルブを閉めるときは、時計と同じ右にいっぱいまで回して下さい。
●火災が発生したら
- 万一火災が発生した場合は、消防署に容器の位置を知らせ、後の処理を頼んで下さい。
●点検を受けましょう
- 災害後、再びガスを使用するときは、必ずLPガス販売店または、保安機関の点検を受けて下さいい。点検が完了したお宅からすぐご使用になれます。
詳細は
http://www.aichilpg.or.jp/lpeq.html 「LPガス安心メモ」