愛知県衛生研究所

VT1とVT2の質量分析

国立国際医療センターの指導を受け、当所でVT1とVT2を精製しました。

精製したVT1とVT2の分子量を調べるため、大阪医科大学病態検査学教室の清水章教授、中西豊文講師の協力で、HPLC/ESIMSによる質量分析を行いました。

VT1の分析結果

VT1のHPLC/ESIMS分析

VT1のHPLC/ESIMS分析結果

VT1のデコンボリューションマススペクトル

1)Aサブユニット
VT1のデコンボリューションマススペクトル(Aサブユニット)
VT1のAサブユニットの
分子量は32241.2
2)Bサブユニット
VT1のデコンボリューションマススペクトル(Bサブユニット)
VT1のBサブユニットの
分子量は7692.1

VT2の分析結果

VT2のHPLC/ESIMS分析

VT2のHPLC/ESIMS分析結果

VT2のデコンボリューションマススペクトル

1)Aサブユニット
VT2のデコンボリューションマススペクトル(Aサブユニット)
VT2のAサブユニットの
分子量は33197.3
2)Bサブユニット
VT2のデコンボリューションマススペクトル(Bサブユニット)
VT2のBサブユニットの
分子量は7816.3

男性のイラスト 遺伝子構造から推定されるアミノ酸配列から計算した分子量とよくあっているね。