1 平成17年 人口動態の概況


(1) 出生 〜 出生数は減少 〜(統計表−1・2・4・5)
 

 出生数は67,110人で前年より3,307人減少し、人口千人当たりの出生率も前年を0.6下回り 9.4(全国8.4)となりました。なお、出生数の年次推移をみますと、昭和61年に7万人台となって以降、増減を繰り返しながらも7万人台を維持してきましたが、平成17年に昭和30年代以来の6万人台となりました。
 合計特殊出生率は、前年同率の1.34(全国1.26〔前年1.29〕)となりました。

※ 出生率は全国第3位、合計特殊出生率は全国第29位。

  出生率を2次医療圏別にみると、最も高いのは尾張中部医療圏(11.1)、最も低いのは東三河北部医療圏(6.4)となっています。

(2) 死亡 〜 死亡数は増加 〜(統計表−1・3・4・5・6)
 

 死亡数は52,536人で前年より3,079人増加し、人口千人当たりの死亡率も前年を0.4上回り7.4(全国8.6)となりました。なお、死亡数の年次推移をみると、平成5年に4万人台となって以降、増加傾向にあり、平成17年は5万人台となりました。

※ 死亡率は全国第43位。

 死因別にみると、死因順位1位の悪性新生物、2位の心疾患及び3位の脳血管疾患を始めとする上位10位の死因はすべて前年より増加となりました。なお、自殺による死亡は1,466人で、前年より34人増加しました。

  死因を年齢階級別構成割合でみると、5〜14歳では悪性新生物と不慮の事故が、また、15〜34歳では自殺と不慮の事故が多くなっています。なお、20歳代後半からは年齢が高くなるに従い、悪性新生物の割合が増え、男では60〜 64歳、女では55〜59歳で最大となり、それ以降は、男女とも心疾患、脳血管疾患及び肺炎の割合が、年齢が高くなるとともに大きくなっています。

 乳児死亡数は202人で前年より13人増加し、出生千人当たりの乳児死亡率も、前年を0.3上回り3.0(全国2.8)となりました。

※ 乳児死亡率は全国第16位。

 死亡率を2次医療圏別にみると、最も高いのは東三河北部医療圏(12.1)、最も低いのは西三河北部医療圏(5.3)となっており、東三河北部医療圏以外はすべて全国の死亡率(8.6)を下回る結果となっています。

(3)自然増加 〜 自然増加数は減少 〜(統計表−1・4・5)
 

 出生と死亡の差である自然増加数は14,574人で前年より6,386人減少し、人口千人当たりの自然増加率も前年を0.9下回る2.1(全国−0.2)となり、明治32年(人口動態統計開始)以降の最低記録を更新しました。

※ 自然増加率は全国第2位。なお、自然増加数がプラスとなっているのは、本県を含めて11都府県となっています。

 自然増加率を2次医療圏別にみると、最も高いのが西三河北部医療圏   (5.2)、最も低いのは東三河北部医療圏(−5.7)で、唯一の自然減少となっています。

(4) 死産 〜死産数は減少 〜(統計表−1・4・5)
 

 死産数は1,748胎で前年より104胎減少し、出産(出生+死産)千人当たりの死産率も前年を0.2下回り25.4(全国29.1)となりました。

※ 死産率は全国41位。

 自然・人工の別では、自然死産率が前年同率の11.3、人工死産率が前年を0.2下回る14.1となりました。

 死産率を2次医療圏別でみると、最も高いのは東三河北部医療圏(33.0)であり、最も低いのは、尾張中部医療圏(15.8)となっています。

(5) 婚姻 〜 婚姻数は減少 〜(表−1・4・5)
 

 婚姻件数は43,948組で前年より660組減少し、人口千人当たりの婚姻率も前年を0.1下回り6.2(全国5.7)となりました。なお、婚姻件数の年次推移をみると、平成5年以降、増減を繰り返しながらも4万組後半を維持していましたが、平成13年からは5年連続で減少し、前年同様、4万5千組を割り込みました。

※ 婚姻率は全国第4位。

 婚姻率を2次医療圏別にみると、最も高いのは尾張中部医療圏(7.3)、最も低いのは東三河北部医療圏(3.6)となっています。

 なお、平均初婚年齢は、夫と妻ともに前年を0.2歳上回り、夫29.7歳、  妻27.8歳となりました。  

○平均初婚年齢
平成17年 平成16年
愛知 全国 愛知 全国
29.7 29.8 29.5 29.6
27.8 28.0 27.6 27.8
(6) 離婚 〜 離婚件数は減少 〜(統計表−1・4・5)
 

 離婚件数は13,997組で前年より235組減少し、人口千人当たりの離婚率も前年を0.05下回り1.97(全国2.08)となりました。なお、離婚件数の年次推移をみると、平成元年以降一貫して増加を続け、平成4年からは明治32年(人口動態統計開始)以降の最高記録を毎年更新していましたが、平成15年から3年連続の減少となりました。

※ 離婚率は全国第30位。

 離婚率を2次医療圏別にみると、最も高いのは名古屋医療圏(2.23)、最も低いのは東三河北部医療圏(1.07)となっています。

※の全国順位は、人口千対(死産は出産千対)の率を都道府県の高い方から順に並べたときの愛知県の順位です。


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