1. トップ>
  2. 空き家問題とは

空き家問題とは

空き家が急速に増えています

2013年の空き家数は全国で820万戸と5年間で60万戸も増加しており、空き家の中でも賃貸用や売却用ではないその他の住宅が50万戸も増加しています。愛知県の空き家率は全国平均よりも低いものの、平成20年~25年の増加率は全国平均を上回っており、今後空き家の増加が予想されます。

空き家を放置しておくとどんな問題が起こるのでしょうか

住宅は適正に管理しないで放置しておくと、老朽化が進行し、不動産価値の低下につながるばかりではなく、以下のような問題を引き起こし、周辺にも迷惑をかけることになり、損害賠償ということが生じる可能性もあります。

1.防災性の低下(倒壊の危険性)

建物の倒壊

建物の老朽化により、屋根瓦がずり落ちたり、外壁が剥がれて歩いている人に危害を与える可能性があります。特に台風などの際にはその危険性が高まります。地震によって倒壊し道を塞いでしまうことで迅速な避難の妨げになる恐れもあります。

2.防犯性の低下(不審者・放火の危険性)

治安の悪化

不審者が侵入し、そのまま寝泊りしたり、建物を壊したり、小さい子を連れ込んでいたずらする可能性もあります。また、空き家は放火犯が最も嫌う「人の目」があまり届かず、一方で燃えやすいもの(枯草、ゴミなど)が散乱しているケースが多く標的になりやすく、犯罪を誘発する恐れもあります。

3.衛生の悪化(ゴミの散乱・悪臭)

悪臭の発生、衛生の悪化

草木が伸び放題になり、ゴミが散乱することで、ゴミなどの不法投棄を誘発したり、ネズミや猫などが棲みついてしまい、悪臭が発生したり、衛生管理上の問題を引き起こす恐れもあります。

4.景観の悪化

景観の悪化

建物の老朽化、ゴミの散乱、草木の放置、不審者の侵入などはまちの景観破壊につながる恐れもあります。

不適正管理空き家対策(対症療法)と空き家の利活用促進(予防)の2つの取組みが重要です

上記のような問題を生じている管理が不適正な空き家については、解体や適正管理を進める取組みが必要ですが、同時にこのような不適正管理空き家を生み出さないために、空き家を有効に活用していくことが重要です。

空き家が住宅として市場に流通することによって新たに人が居住し地域が活性化したり、空き家が人の集う場所として活用されることで、地域の交流が深まります。空き家を負の資産として捉えるのではなく、地域資産として捉え、有効に活用していくことが重要です。

空き家所有者には建物の管理責任があります

建物が倒壊したり、物が落下するなどして近隣の建物や通行人などに被害を及ぼした場合、その建物の所有者は損害賠償などで管理責任を問われることがあります。

【参考】民法抜粋(土地の工作物等の占有者及び所有者の責任)
第717条 土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じさせたときは、その工作物の占有者は、被害者に対してその損害を賠償する責任を負う。ただし、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、所有者がその損害を賠償しなければならない。

空き家の問題が大きくなる中で県や市町村では空き家条例を設けて、空き家の所有者に適正な管理を義務づけるところが増加しています。

平成27年2月には「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行されました。(一部規定は平成27年5月施行)

空き家の適正管理に努めるとともに、空き家をそのままにしておくのではなく、活用を促進することによって資産の有効活用を図り、そのことによって地域の活性化に結びつけていくことが求められています。

空き家問題の発生フロー ~住み替え、相続の段階での適切な対応が重要です~

空き家問題の発生する状況をみてみると下記のように整理できます。住み替えや親の実家を相続した段階で「とりあえずそのまま」にしておくのではなく、将来を見据えて適切な対応をしていくことが重要です。

空き家問題発生フロー

ページトップ

愛知県トップページへ

愛知県 建設部 建築局住宅計画課
電話:052-954-6569(ダイヤルイン)
E-mail: jutakukeikaku@pref.aichi.lg.jp

Copyright© 201 愛知県 All Rights Reserved.