子ども同士や地域の人とのつながりがなくなる
みなさんには、兄弟姉妹はいますか。学校には何クラスあって、1クラス何人ですか。友達とけんかをしたことがありますか。けんかをしても仲直りできましたか。困っている友達に気づいたら、みなさんは声をかけてあげられますか。
近所のおとなも子どもも一体になって楽しむお祭りに、参加したことがありますか。昔は様々なお祭りや行事がありましたが、みなさんの町ではどうですか。
子どもの数が減ると、家庭や学校で子ども同士が切磋琢磨し合い、社会性を育みながら成長する機会が減ってしまいます。そうすると、自立性を養いにくくなったり、たくましい若者へと育つ機会が減ってしまったりするおそれがあります。
また、地域でも、お祭りやイベントに参加する子どもの数が少なくなって、お年寄りの参加ばかりになり、やがて行事自体が行われなくなったりすることもあります。
さらに、人口が減ると、地域で自主的に行っている防犯、消防などの住民活動の担い手がいなくなり、活動が続けられなくなってしまいます。