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「愛知の教育に関する大綱(2026年度~2030年度)」を策定しました
2025年12月25日(木曜日)発表
「愛知の教育に関する大綱(2026年度~2030年度)」を策定しました
愛知県では、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」に基づき、今後5年間の教育に関する目標や施策の根本となる方針として、「愛知の教育に関する大綱(2026年度~2030年度)」を策定しました。
この大綱は、現行の「愛知の教育に関する大綱(2021年度~2025年度)」の対象期間が本年度で終了することから、愛知県総合教育会議における県教育委員会との協議を経て、知事が定めたものです。
新たな大綱のもと、引き続き愛知の教育の充実を図るとともに、未来の愛知の創り手の育成に取り組んでいきます。
1 「愛知の教育に関する大綱(2026年度~2030年度)」の概要
(1)大綱の対象期間
2026年度から2030年度までの5年間
(2)策定の趣旨及び基本理念等
○策定の趣旨
・ 地方公共団体における教育行政を充実させるためには、地方公共団体の長が責任を持って、大きな目標や方針を提示し、教育委員会と連携・協働しながら、多様化・複雑化する教育課題への対応に当たることが求められます。
・ 社会の多様化が進み将来の予測が困難な中で、持続可能な社会を維持・発展させていくためには、子供たちがしなやかに、たくましく、他者と協力して社会を創っていく力を育む必要があります。また、誰もが豊かな人生を送ることができるように、生涯にわたって学び続けることが大切です。
・ 不登校児童生徒や外国人児童生徒等の増加、地域社会のつながりや支え合いの希薄に伴う地域の教育力の低下など、多様な教育課題に対応するためには、個々の教員が働きがいを感じながら専門性を高めるとともに、教育分野におけるICTの活用を日常化とするなど、教育DXを更に推進させる必要があります。
・ 新たな大綱のもと、全ての人が輝き、未来へ輝く「進化する愛知」の実現を目指し、未来の愛知の創り手の育成に取り組んでいきます。
○基本理念
自ら考え、互いに支え合い、高め合うことのできるあいちの学びを進め、持続可能な社会の創り手を育みます。
○基本的な方針
1 持続可能な社会の創り手として自立し、新たな価値を生み出していく力を育みます。
2 多様性を尊重し、様々な選択肢の中で一人一人の可能性を引き出し、自分らしく生きる力を育みます。
3 誰もが幸せや生きがいを感じられるよう、健やかな体と心を育むとともに、生涯にわたって学べる環境づくりを進めます。
4 子供の意欲と教職員の働きがいを高める魅力的な学びの環境づくりを進めます。
2 「大綱」と「第五次愛知県教育振興基本計画(あいちの教育ビジョン2030)」について
第五次愛知県教育振興基本計画(あいちの教育ビジョン2030)は、教育基本法第17条第2項に基づく県の教育振興基本計画です。(12月25日同時発表)
大綱と同基本計画は、いずれも本県教育に関する根本となるものであり、整合性のとれたものとする必要があることから、それぞれの「基本理念」と「基本的な方針」を共通のものとしています。
3 策定の経緯
・ 2025年 6月13日(金曜日) 2025年度第1回総合教育会議 大綱の策定方法及び素案を協議
・ 2025年12月25日(木曜日) 2025年度第2回総合教育会議 大綱の策定
※愛知県総合教育会議
「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」に基づき、知事と教育委員会が連携して教育行政の推進を図ることを目的として、2015年4月に設置
県知事、教育委員会(教育長、教育委員5名)で構成
愛知の教育に関する大綱(2026年度~2030年度)
このページに関する問合せ先
愛知県県民文化局学事振興課
宗教法人・学事グループ
担当:関口、中島
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FAX:052-971-9889
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