ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 感染症対策課 > 鳥インフルエンザについて

本文

鳥インフルエンザについて

ページID:0307918 掲載日:2023年11月10日更新 印刷ページ表示

関連情報

野鳥及び家きんにおける鳥インフルエンザのお問合せ先は次のとおりです。

  • 野鳥における鳥インフルエンザについて

    愛知県 環境局 環境政策部 自然環境課 野生生物・鳥獣グループ      

    電話:052-954-6230(ダイヤルイン)

    野鳥における高病原性鳥インフルエンザについて

 

  • 家きんにおける鳥インフルエンザについて

    愛知県 農業水産局 畜産課 家畜防疫対策室 家畜衛生グループ

    電話:052-954-6424(ダイヤルイン)

    家きん(鶏、うずら等)を飼養されている皆様へ  

概要

 鳥インフルエンザウイルス(H5N1、H7N9)は、カモやアヒルなどの水禽類が保有しているとされるウイルスで、鶏などが感染すると高い病原性を示すことが知られています。人はこのウイルスに感染しにくいといわれていますが、感染した鳥やそれらの排泄物との接触を介してウイルスに濃厚に暴露されると、まれに感染することがあり、重篤な症状を示すおそれがあります。

 現在、日本国内で、鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)が人に感染した事例はありませんが、国内で発生した場合は、感染症法に基づき二類感染症として、入院勧告、就業制限等の措置が実施されることとなります。

 鳥インフルエンザ(H5N1、H7N9)の感染を疑う患者を診察した医師、また、本病を疑う鳥類を診察した獣医師は、直ちに管轄の保健所へ連絡してください。

鳥インフルエンザの臨床的特徴

  • 鳥インフルエンザ(H5N1)

 潜伏期間は概ね2~8日です。症例の初期症状の多くが、高熱と急性呼吸器症状を主とするインフルエンザ様疾患の症状を呈します。下気道症状は早期に発現し、呼吸窮迫、頻呼吸、呼吸時の異常音がよく認められ、臨床的に明らかな肺炎が多く見られます。呼吸不全が進行した例ではびまん性のスリガラス様陰影が両肺に認められ、急性窮迫性呼吸症候群(ARDS)の臨床症状を呈します。死亡例は発症から平均9~10日(範囲6~30日)目に発生し、進行性の呼吸不全による死亡が多く見られます。

  • 鳥インフルエンザ(H7N9)

 高熱と急性呼吸器症状を特徴とします。下気道症状を併発し、重症の肺炎が見られることがあります。呼吸不全が進行した例ではびまん性のスリガラス様陰影が両肺に認められ、急速に急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の症状を呈します。二次感染、脳症、横紋筋融解症に進展した報告があります。発症から死亡までの中央値は11日(4分位範囲7~20日)であり、進行性の呼吸不全等による死亡が多く見られます。

医師の届出

次のような臨床症状のある患者を診察した場合は、感染症法に基づき直ちに最寄りの保健所にお知らせください。

 なお、H5N1及びH7N9以外の鳥インフルエンザについては、感染症法に基づく四類感染症に該当しますので、直ちに最寄りの保健所へ届出をしてください。

獣医師の届出

 次の基準に該当する鳥類を診察した場合は、感染症法に基づき直ちに最寄りの保健所にお知らせください。

予防

 鳥インフルエンザの感染を防ぐためには、鳥で集団発生が起こっている時期に、病気の鳥や死んだ鳥との不要な接触を避けることが現時点で唯一の有効な予防法と言えます。

 野鳥からの感染防止のため、念のために以下のことに注意してください。

・衰弱又は死亡した野鳥又はその排泄物を見つけた場合は、直接触れないこと。もしも触れた場合には、速やかに手洗いやうがいをすること。

・特に、子供は興味から野鳥に近づくおそれがありますので注意してください。

 鳥インフルエンザの流行地域等に出かける時は、流行地域では、不用意に鳥類に近寄ったり、触れたりしないようにしましょう。帰国時、発熱や咳が見られる場合には、検疫所の健康相談室に申し出てください。

鳥インフルエンザ関係通知

新城市内の養鶏場において発生した鳥インフルエンザへの対応について

豊橋市内の養鶏場において発生した鳥インフルエンザへの対応について

「インフルエンザ(H5N1)に係る積極的疫学調査の実施等について」の一部改正について

関連リンク

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)