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愛知県の2023年度事業
三河湾におけるブルーカーボン推進の取組について【2023年度事業】
1 藻場生育条件調査
海草などの生育に適した環境条件を把握するため、田原市江比間町、西尾市一色町佐久島、南知多町片名の周辺3地点で、水中ドローンによる海草の生育状態調査と、現場の水温、日照、塩分濃度、底質などを調査しました。
↑画像をクリックすると調査の様子が再生されます。(渥美半島編) |
↑画像をクリックすると調査の様子が再生されます。(佐久島編) |
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パンフレット [PDFファイル/2.5MB] |
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2 ブルーカーボンの情報発信
2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、ブルーカーボンに着目したシンポジウムとサイドイベントを開催し、約1,800名の皆様にご参加いただきました。
(1)日時:令和6年2月18日(日曜日)
シンポジウム:午後1時から午後3時まで
サイドイベント:午前11時から午後4時30分まで
(2)場所:名古屋港水族館
シンポジウム:南館2階シネマ館
サイドイベント:南館1階レクチャールーム
(3)内容
ア)シンポジウム
・共催者挨拶
国土交通省中部地方整備局副局長 西尾 保之 ・河川等から流れ込む汚濁負荷の削減に取り組み、伊勢湾の水質は改善傾向にある。一方、海域では水産資源の減少や海苔の色落ちなどが課題となっている。 ・中部地方整備局では、「豊かな」伊勢湾を目指し、引き続き藻場の再生活動を通じたブルーカーボンの取り組みを、関係者と共に進めていきたい。 |
・基調講演
NPO法人海辺つくり研究会理事 木村 尚 |
・事例発表
NPO法人SEA藻プロジェクトリーダー 鈴木 望海 |
・共催者挨拶
愛知県知事 大村 秀章 ・あいち地球温暖化防止戦略2030(改定版)に基づき、多くの皆様と連携して脱炭素に取り組んでいる。 ・愛知県では、海草などに吸収される炭素「ブルーカーボン」に着目し、三河湾の3か所で海草が生育する藻場の環境調査を実施している。 ・藻場は海の生態系においても重要な役割を果たすため、愛知県としても三河湾の豊かな海を守るためにしっかり取り組んでいく。 |
・事例発表
愛知県環境局生活環境地盤対策室長 横井 歩 |
・事例発表
西尾市立佐久島しおさい学校 児童6名 |
・事例発表
Bio Garden With 代表 宮田 賢輔 |
イ)サイドイベント
・三河湾の生きものに触れ合えるタッチプール 三河湾から直送されたカレイ等の海の生きものとアマモやヒジキなどを直接触ることができました。 |
・愛知県産高級海苔の等級当てクイズ 贈答用の桐箱に入った高級海苔、寿司はね海苔、きず海苔の3種類を食べ比べました。 |
・海にちなんだ工作体験(万華鏡) 海から集めたプラスチックや貝のかけら、アマモできれいな模様が見える万華鏡を工作体験しました。 |
・海にちなんだ工作体験(ミニボトル) 西尾市佐久島新谷海岸の紫色の砂とシーグラスで、ミニボトルの工作体験をしました。 |
・射的で学ぶCO2削減行動 CO₂削減量の大きい行動の的を撃って、地球温暖化対策について学べました。 |
・ブルーカーボンと海の取組の紹介パネル展示 ブルーカーボンや伊勢湾・三河湾での取組をパネルやパンフレット、ペーパークラフトで紹介しました。 |
チラシ [PDFファイル/2.82MB] |
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シンポジウム及びサイドイベントへの参加募集はこちらのリンクを参照してください。
問合せ先
三河湾環境再生グループ
TEL 052-954-6220
FAX 052-953-5716
E-mail seikatsujiban@pref.aichi.lg.jp