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住宅用火災警報器の設置・作動確認をしましょう
住宅用火災警報器とは
住宅用火災警報器は火災により発生する煙を自動的に感知し、音や音声で知らせる機器です。
消防法により、すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。

どんな種類があるの?
・煙式
煙が住宅用火災警報器に入ると音や音声で火災の発生を知らせます。
※消防法令で寝室や階段室に設置が義務付けられているのは煙を感知する(煙式)住宅用火災警報器です。
・熱式
住宅用火災警報器の周辺温度が一定の温度に達すると音や音声で火災の発生を知らせます。
電源については、電池を使うタイプや、家庭用電源を使いコンセントへ差し込むタイプがあります。
また、天井に設置するタイプと、壁に掛けて設置するタイプがあります。
どこに設置するの?
基本的には寝室と寝室がある階の階段上部(1階の階段は除く。)です。
ただし、市町村の火災予防条例により、台所やその他の居室にも設置が義務付けられている場合があるため、詳しくは管轄の消防本部(局)・消防署にお尋ねください。
どこで購入できるの?
お近くのホームセンターや電器店などで購入できます。
価格はメーカーや種類、機能等により異なります。
購入の際には、『合格の表示(型式適合検定に合格したものである旨の表示)』が表示されているものを選びましょう。
定期的に作動確認をしましょう
住宅用火災警報器は、設置義務化から10年以上が経過しています。住宅用火災警報器は、一般的な家電製品と同様に、10年を経過すると電子部品の劣化や電池切れなどで、火災を感知しなくなることがあり、とても危険です。
いざという時に作動するよう、定期的に作動確認を行いましょう。
住宅用火災警報器は、10年を目安に故障する確率が高くなります。たとえ電池交換をしても、その直後に本体が故障することもあります。電池切れの場合でも、本体ごと交換することをおすすめします。


どうやって確認するの?
ボタンを押すか、ひもを引いて確認します。
【正常な場合は?】
正常をお知らせするメッセージまたは火災警報音が鳴ります。
※警報音はメーカーや製品により異なります。
出展:一般社団法人日本火災報知機工業会
【音が鳴らない場合は?】
電池がきちんとセットされているか、ご確認ください。
それでも鳴らない場合は、「電池切れ」か「機器本体の故障」ですので、取扱説明書をご覧ください。
出展:一般社団法人日本火災報知機工業会
詳しくは、以下の動画やパンフレットを参考にしてください。
住宅用火災警報器を設置しましょう。定期的に点検を行いましょう。 出展:総務省消防庁HP
知っていますか?あなたを守る住宅用火災警報器 (点検と交換方法は、動画の3分38秒 ~6分15秒) 出展:総務省消防庁
10年たったら、とりカエル。お宅の火災警報器の話です。 [PDFファイル/1.3MB] 出展:一般社団法人日本火災報知機工業会
10年たったら、とりカエル。住宅用火災警報器 交換のおすすめ [PDFファイル/3.88MB] 出展:一般社団法人日本火災報知機工業会


悪質な訪問販売に注意してください
消防署が住宅用火災警報器を販売することはありません。
不適正な価格や強引な販売など、悪質な訪問販売に注意しましょう。
また、住宅用火災警報器の訪問販売はクーリング・オフ制度の対象です。
困った場合は、愛知県消費生活総合センターにお問い合わせください。
愛知県消費生活総合センターのホームページ:https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenminseikatsu/0000081332.html

