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2021年版「水産業の動き」を作成しました

ページID:0368545 掲載日:2021年12月9日更新 印刷ページ表示
2021年12月9日(木曜日)発表

2021版「水産業の動き」を作成しました

 愛知県の水産業の動向資料である「水産業の動き」の2021年版を作成しました。

 この資料は、1961年から毎年作成しているもので、本県の水産業の状況を把握するとともに、今後の施策へ活用するため、農林水産省の統計や県独自資料の分析などから最近の水産業の動きを主要な項目ごとに取りまとめたものです。

 各項目の中で、特徴のある動きについては「主要な問題の解説」として、また、最近話題となっている事柄については「時の話題」として掲げています。

 この資料は、愛知県農政課のWebページでご覧いただくことができます。

 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/nousei/ugoki-rekinenn.html

水産業の動き2021

 水産業の動き2021 [PDFファイル/6.6MB]←クリックで閲覧できます

「水産業の動き」の概要

(1)愛知県水産業の動向

ア 2019年の漁業・養殖業総生産量は75,514tで、くろだい、くるまえび、がざみ類、あさり類、あゆ養殖が全国第1位となりました(p.1、3、14~15、37)。

 2019年の漁業・養殖業総生産量は75,514tで前年に比べて3.1%減少しました。海面漁業・養殖業生産量は全国第19位、内水面養殖業の収獲量は全国第2位となりました。

 本県では、生産量で全国上位を占める魚種も多く、沿岸漁業や養殖業を中心とした特色ある水産業が営まれています。

 

 

  【表】全国で上位を占める品目(生産量)
 全国順位 2019年 2018年
 第1位

くろだい、くるまえび、

がざみ類、あさり類、あゆ養殖

くるまえび、あさり類、あゆ養殖

 第2位

しらす、にぎす類、うなぎ養殖、

きんぎょ養殖

しらす、くろだい、うなぎ養殖、

きんぎょ養殖

 第3位

かたくちいわし、ずずき類

にぎす類、すずき類、がざみ類

            (資料 海面漁業生産統計調査、内水面漁業生産統計調査、県水産課調べ)

イ 2019年の海面漁業漁獲量は59,934tで、うち船びき網が62.8%(p.1、16~17、51~52)

 2019年の海面漁業漁獲量は59,934tで前年に比べて2.9%減少しました。漁獲量の内訳は、漁業種類別では船びき網が62.8%、小型底びき網が10.6%を占めており、魚種別では、かたくちいわしが22.5%、しらすが19.1%、まいわしが18.2%、あさり類が6.5%を占めています。

2019年の海面漁業産出額は、158.7億円で前年に比べて8.3%減少しました。

ウ 2019年の内水面養殖業収獲量は5,725tで前年比17.8%増加(p.1、20~21、37、58)

 2019年の内水面養殖業収獲量は、5,725tで前年に比べて17.8%増加し、全国第2位となりました。うなぎ養殖の収獲量は県内水面養殖業の約8割を占めており、2019年は4,357tで前年に比べ26.0%増加しました。また、あゆ養殖収獲量が7年連続の全国1位となりました。

(2)時の話題

ア 漁業法改正に伴う新たな資源管理と漁業調整規則の改正について(p.28~29)

 2020年12月1日に施行された改正漁業法に基づき、資源管理の制度が新しくなるとともに、漁業の許可などのきまりを定めた愛知県漁業調整規則が改正されました。

イ 新たな養殖業導入実証事業について(p.30~31)

 漁船漁業の不漁時の収入減を補うことができるようにするため、県では新たにかきやあさりの養殖技術について実証試験を行い、地域への導入を検討しています。

ウ 学校給食に県産水産物を提供しました(p.32~33)

  新型コロナウイルス感染症の影響により、在庫が滞留している県水産物を学校給食として提供し、漁業者や養殖業者の支援につなげるとともに、児童・生徒の水産業への理解促進に取り組みました。

 

問合せ

愛知県 農業水産局 水産課

E-mail: suisan@pref.aichi.lg.jp

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