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伊勢湾台風殉難之塔(いせわんたいふうじゅんなんのとう)

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  • 所在地
    弥富市西末広町
  • 交通
    弥富市コミュニティバス「西末広」より西 約800m
  • 地震津波関係
    高潮・波浪関係

各地に建立されている伊勢湾台風の慰霊施設の中でも、ひときわ高い「伊勢湾台風殉難之塔」が弥富市に存在します。頂上に青銅製観音像が安置され、両側に、明像(母親が流木の間から愛児を抱き上げ頬ずりして喜ぶ像)と暗像(父親が青年に成長したわが子を自衛隊員の助けを得て収容している像)が彫塑してあります(「弥富市立歴史民俗資料館」の展示解説より抜粋)。碑文には「とき昭和三十四年九月二十六日のよる史上最大といわれた伊勢湾台風が異例の高潮を伴って当地方に来襲し荒れすさぶ怒濤は瞬時に堤防を決潰させ多くの家屋家財を押し流しあまつさえ弥富町住民三百二十二名の尊い人命を奪い去つた」と、被害の悲惨さが記され、続けて「ここに殉難者の御霊安かれと念じ泥海の中で衣食に窮した生活八十余日に及ぶ大自然の猛威を吾々の心のいましめとして後世に語り継ぎ全国及び海外の各地から寄せられた温い救援の好意を謝するため」と、塔の建設理由が記されています。

伊勢湾台風殉難之塔(いせわんたいふうじゅんなんのとう) 伊勢湾台風殉難之塔(いせわんたいふうじゅんなんのとう)

地震・津波関係

  • 宝永4年(1707)宝永地震
  • 嘉永7年(1854)安政東海・南海地震
  • 明治24年(1891)濃尾地震
  • 昭和19年(1944)昭和東南海地震
  • 昭和20年(1945)三河地震
  • その他(年代不明を含む)

高潮・波浪関係

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