愛知県衛生研究所

WHOが飲料水中のマイクロシスチンの暫定ガイドライン値を設定

WHOの飲料水水質ガイドラインの見直しに関する経過

1958
International Standards for Drinking-water
1963
同じタイトルで改訂
1971
同じタイトルで改訂
1984-85
WHO飲料水水質ガイドライン(GDWQ)(初版)
1989
GDWQ第2版に着手
1993
GDWQ第2版第1巻「勧告」
GDWQ第2版第2巻「健康クライテリアと関連情報」(1996)
GDWQ第2版第3巻「水道供給の監視と制御」(印刷中)
1995/12
GDWQ見直し開始
  • 1)リスク評価とリスク管理のための規定を新たに設けるよう勧告。
  • 2)3つのワーキンググループ(微生物学、化学物質、水質の防御と制御)の設置を勧告。
1996/6
水質の防御と制御のワーキンググループ会議
GDWQの一つとして、"Cyanobacteria, their Toxins and Impact on Healthy Drinking Water" を、水質の防御と制御に関するシリーズの一つとして出版することを勧告。
1997/11
編集会議
1998/3
マイクロシスチンのガイドライン値の設定(1999出版)
2004
ガイドライン値の全面改定

WHO飲料水水質ガイドライン値設定内容

飲料水1リットルあたりマイクロシスチン-LR 1μg

マイクロシスチン-LR毒性当量値
毒性試験により得られた値を、マイクロシスチン-LRの毒性値に換算
マイクロシスチン-LR濃度当量値
物理化学的方法により検出されたすべてのマイクロシスチンの濃度を、マイクロシスチン-LRの濃度値に換算