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愛知県館における環境への取り組み

  愛知県の出展参加全体のテーマ「チャレンジ」〜人に自然にやさしいエコ・コミュニティーの実現〜に基づき、パビリオンの建築やエネルギーなどの運用面でも環境に配慮した取り組みを行いました。
風力エネルギーの利用
  博覧会会期中のパビリオンの全消費電力は愛知県田原市内及び知多市内に設置された風力発電施設により発電されたエネルギーを「グリーン電力証書システム」などのしくみを活用して賄いました。

※2か所の発電施設から直接送電されるものではありません。
知多市(名古屋港南5区)の風力発電施設
知多市(名古屋港南5区)の風力発電施設
竹繊維から、ユニフォームをつくりました
  愛知県館アテンダント、クルーのユニフォームは、竹のスジスジ部分の繊維を取り出して糸をつくり、合服がウールと夏服がコットンと合わせた生地で縫製しました。竹は抗菌・消臭性に優れている上、その生地は生分解性を有しており、人と環境に優しいユニフォームです。
アテンダントが着用するユニフォーム
アテンダントが着用したユニフォーム
森を見つめてきた「コナラの木」を館内に移植 瀬戸愛知県館
  瀬戸愛知県館は、樹木を移植し、表土を保全、工事現場に落下したドングリの栽培、隣接河川の24時間水質対策など、徹底した環境配慮型の工事で建設しました。
その一つとして、瀬戸会場周辺工事で伐採予定だった高さ約20mのコナラの木を、建物の中心、吹抜け空間に移植しました。こうした樹木の移植はたいへん難しいのですが、移植した土壌にうまく定着させることに成功しました。

建物がコナラの木を取り囲むように建てられているため、吹抜けとなっている森の回廊に枝葉が広がり、森の中にいるような雰囲気が醸し出されました。
「コナラの木」移植作業の様子
「コナラの木」移植作業の様子
「コナラの木」移植後の様子
「コナラの木」移植後の様子
自然にやさしいメシュカゴ 瀬戸愛知県館
  自然の傾斜地は、石積みメシュカゴを段上に並べることで安定化を図り、さらに半地下部分にもカゴを連続させることで土地と建物が一体化したランドスケープを創り出しました。メシュカゴ内部は水や空気が通り、生物が棲息できて一種のビオトープと言えます。また、中庭の棚田状部分には水をたたえ、周囲の空気が涼風となって空調負荷を減らす仕掛けです。
自然にやさしいメシュカゴ  瀬戸愛知県館
傾斜地のメシュカゴ
森を守る工夫 瀬戸愛知県館
  博覧会終了後は仮設部分を撤去し、恒久部分は「里山学びと交流の森」の拠点施設として整備します。仮設部分については、リデュース、リユース、リサイクルが可能な建築素材を採用しました。たとえば外壁や床に使用する木材は、下山村の新設小学校で再利用されます。
森を守る工夫  瀬戸愛知県館
瀬戸愛知県館の外観
施設整備「リデュース計画」
/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
  仮設建築物であるため、鉄骨造の建物(愛知県館、中部千年共生村、管理棟)の地中梁に「鉄骨」を使用しました。これにより、コンクリートの使用量、掘削土量及び解体手間の削減を図りました。

また、物の柱と梁を固定する「ラーメン構造」と比較して、建物全体の接合部をピン接合とした「ブレース構造」とすることで、部材の軽量化を図りました。
施設整備「リデュース計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
施設整備「リデュース計画」
/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
  電気工事では、配管材を極力減らし「直接配線」としました。
施設整備「リデュース計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
施設整備「リユース計画」
/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
  愛知県館の外部仕上げ材に用いた「杉の無垢材」については、できる限り、釘、ボルト、接着剤を使わない工法を採用し、解体後の部材の損傷を最小限とし、建材として再利用可能としました。

剛接合のほとんどないブレース構造としているため、端部を切断して条件のあう他の建物部材として再利用が可能です。 また、幅広のH型鋼は山留め親杭、腹起こし梁に再利用が可能です。
施設整備「リユース計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
横の部材を組み込むために
掘られた縦の部材の溝
施設整備「リユース計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
組み込んでできあがった壁の状態
施設整備「リサイクル計画」
/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
  愛知県館、中部千年共生村、管理棟の主要構造部分に、電炉材(鉄屑が主原料)としてリサイクル可能な「鉄骨」を使用しました。
施設整備「リサイクル計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
施設整備「リサイクル計画」
/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
  リユースできない木材については、木チップ、再生木材、木質ボード等の材料として利用可能です。
施設整備「リサイクル計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
中部千年共生村等の屋上デッキ
施設整備「リサイクル計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
お客様の待ち空間として
「あいち・おまつり広場」を
取り囲んだ回廊
施設整備「リサイクル計画」
/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
  管理棟の床材の一部は、リサイクル可能なタイルカーペットとしました。
施設整備「リサイクル計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
施設整備「リサイクル計画」
/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
  回廊屋根等には県産材の瓦を用いましたが、再度、瓦の原材料にリサイクル可能です。
施設整備「リサイクル計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
あいち・おまつり広場を
取り囲む回廊の
屋根は県産のいぶし瓦
施設整備「リサイクル計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
舗装のボーダーとして瓦を使用
施設整備「リサイクル計画」
/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
  敷地内の舗装材の大半はリサイクル可能なアスファルト舗装としました。
施設整備「リサイクル計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
回廊下の脱色アスファルト舗装と
かえで池との間の
通常のアスファルト舗装
施設整備「リサイクル計画」/長久手愛知県館・中部千年共生村、管理棟
あいち・おまつり広場は
土色の脱色アスファルト舗装
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