被害の激しさは?

伊勢湾台風は全国的にみても昭和9年の室戸台風、昭和20年の枕崎台風をはるかにしのぐ台風災害史上未曾有の大災害を東海地方一帯にもたらした。特に、死者は台風被害として未曾有の多きを算した。
更に、広大な地域にわたり長期間湛水したため、農地被害及び都市被害を大きくしたことも、伊勢湾台風による災害の著しい特徴であった。
県下の被害は死者3,168人、行方不明者92人、負傷者59,045人、家屋の全壊23,334戸、流失3,194戸、半壊97,049戸、床上浸水53,560戸、床下浸水62,881戸の多きをかずえ、推定被害額は公共的施設被害652億円、民間被害2,572億円、総額3,224億円に達した。

人や家屋の被害状況は


材木による被害
全県被害図
教室は泥でいっぱい

教室の中は