台風の大きさや進路は?
伊勢湾台風は昭和34年9月26日18時すぎ潮岬の西約15kmのところに上陸、18時13分潮岬測候所は最低気圧929.5mbを観測した。
台風は、上陸後19時に奈良、和歌山の県境を、20時には奈良県中部、21時には鈴鹿峠付近をとおり、22時には揖斐川上流に達した。
このときの中心気圧は945mbで、台風が通過した東海地方はじめする各地では激しい暴風雨となった。台風が通過する2〜3時間まえから各地では時間降雨量40〜70mmの激しい雨が降り、河川は急に増水するとともに高潮が重なり海岸や河口付近では堤防がいたるところで決壊した。

台風進路図 天気図