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「ラーケーションの日」に関するアンケート調査の結果について

ページID:0514649 掲載日:2024年3月22日更新 印刷ページ表示

「ラーケーションの日」に関するアンケート調査の結果について

​愛知県教育委員会では、「愛知県『休み方改革』プロジェクト」の一環として、家族と子供が一緒に過ごせる仕組みづくりに取り組んでいます。

このうち、昨年9月以降に各市町村・学校において順次スタートした「ラーケーションの日」について、その成果や課題を検証し、今後の改善に役立てるためのアンケート調査を行いました。調査は、53市町村の教育委員会と、全ての県立高校・特別支援学校に依頼して行いました。

この度、調査の結果がまとまりましたので、お知らせします。

市町村立学校  

別紙1 「ラーケーションの日」アンケート調査について(市町村立学校) [PDFファイル/1.27MB]

1 結果の概要

〇 アンケートに回答した保護者のうち、子供が「ラーケーションの日」を「既に取得した」が17.3%、「取得する予定」が18.1%でした。「取得したいが、仕事の都合で難しい」という保護者は23.6%でした。

〇 また、保護者がよいと思うこととして、「土日に休みにくい家庭でも、子供とのふれあいが増える」が64.5%、負担に感じることとして、「ラーケーションの日のために仕事の休みを取る」が39.6%でした。

〇 「ラーケーションの日」に行った活動内容は、「屋外での体験活動」(51.6%)、「歴史や文化にふれる活動」(32.8%)、「学習関連施設(美術館、博物館等)の訪問」(27.4%)などでした。

〇 アンケートに回答した教職員のうち、自分の子の「ラーケーションの日」のために有給休暇を「既に取得した」が4.4%、「取得する予定」が4.7%、「取得したいが難しい」は38.5%でした。

〇 また、教職員の約6割(59.9%)が、「給食に関する事務が煩雑である」としていました。

〇 「ラーケーションの日」の導入に伴う事務負担を軽減するため、モデル校に配置した校務支援員等については、「非常に有効」が68.1%、「比較的有効」が25.5%で、合わせて9割以上の学校が有効であると回答していました。

〇 「自分の子供のラーケーションのために有給休暇を取得した教職員がいた」と回答した学校の割合は、校務支援員を配置したモデル校が16.5%で、モデル校以外の7.9%の約2倍でした。

2 調査の概要

(1)調査実施期間  2024年1月10日(水曜日)から2月2日(金曜日)まで

(2)調査基準日   2024年1月10日(水曜日)

(3)調査方法    インターネットアンケート

(4)調査対象・回答者数 

小中内訳

■参考 県内53市町村の学校数・教職員数・児童生徒数(2023年5月1日現在)

学校数:1,005校(小学校699、中学校299、義務教育学校2、高等学校1、特別支援学校4)

教職員数:30,446名(小学校19,377、中学校10,625、義務教育学校58、高等学校46、特別支援学校340)

児童生徒数:431,559名(小学校283,821、中学校146,196、義務教育学校432、高等学校605、特別支援学校505)

 

※ モデル事業:ラーケーションを取得した児童生徒の給食費の会計処理など、事務の増加に対応するため、各学校に校務支援員等を配置する事業。

【参加市町】瀬戸市・尾張旭市・豊明市・日進市・長久手市・東郷町・犬山市・大府市・東浦町・

武豊町・刈谷市・豊田市・安城市・西尾市・みよし市・幸田町・豊橋市・豊川市

(5)主な調査項目

〇 保護者:「ラーケーションの日」の取得状況・認知度・よさ・負担感・活動内容/自由記述

〇 教職員:有給休暇の取得状況/教職員が感じた児童生徒や保護者の様子/「ラーケーションの日」の課題

〇 学校:「ラーケーションの日」の取得状況/校務支援員等の有効性/子供のラーケーションのために有給休暇を取得した教職員がいた学校の割合

〇 教育委員会:「ラーケーションの日」の効果/校務支援員等の配置状況 

県立学校

別紙2 「ラーケーションの日」アンケート調査について(県立学校) [PDFファイル/1.41MB]

​​1 結果の概要

○ アンケートに回答した高校生のうち、「ラーケーションの日」を「既に取得した」が11.5%、「取得する予定」が19.4%でした。「取得したいが、保護者の仕事の都合で難しい」が15.0%、「取得するつもりはない」が50.8%でした。

〇 また、高校生がよいと思うこととして、「土日に休みにくい家庭でも、子供とのふれあいが増える」が53.4%、負担に感じることとして、「受けられなかった授業内容を自習等で補う」が41.3%、「学校にラーケーションの日を届け出る」が40.3%でした。

〇 アンケートに回答した保護者のうち、子供が「ラーケーションの日」を「既に取得した」が11.0%、「取得する予定」が14.1%でした。「取得させたいが、仕事の都合で難しい」が19.0%、「取得させたいが、子供が取りたがらない」が7.6%でした。

〇 また、保護者がよいと思うこととして、「土日に休みにくい家庭でも、子供とのふれあいが増える」が42.5%、負担に感じることとして、「ラーケーションの日のために仕事の休みを取る」が42.1%でした。

○ 「ラーケーションの日」について、保護者、高校生ともに約9割が認知しており、「ラーケーションの日」のルールについても、「登校しなくても、欠席にはならない」ことを約7割が、「学校外で体験や学びの活動をする日である」ことを約6割が認知していました。

〇 「ラーケーションの日」に行った活動内容は、「屋外での体験活動」、「歴史や文化にふれる活動」、「学習関連施設(美術館、博物館等)の訪問」などでした。

〇 アンケートに回答した教職員のうち、自分の子の「ラーケーションの日」のために有給休暇を「既に取得した」が10.9%、「取得する予定」が7.2%、「取得したいが難しい」は31.9%でした。

2 調査の概要

​(1)調査実施期間  2024年1月17日(水曜日)から2月7日(水曜日)まで

(2)調査基準日   2024年1月10日(水曜日)

(3)調査方法    インターネットアンケート

(4)調査対象・回答者数

高校内訳

■参考 県立学校の教職員数・児童生徒数(2023年5月1日現在)

学校数:178校(高等学校149、特別支援学校29)

教職員数:11,489名(高等学校8,326、特別支援学校3,163)

児童生徒数:112,898名(高等学校107,141、特別支援学校5,757)

(5)主な調査項目

 〇 保護者:「ラーケーションの日」の取得状況・認知度・よさ・負担感・活動内容/自由記述

 〇 生徒:「ラーケーションの日」の取得状況・認知度・よさ・負担感・活動内容/自由記述

 〇 教職員:有給休暇の取得状況/教職員が感じた児童生徒や保護者の様子/「ラーケーションの日」の課題

 〇 学校:「ラーケーションの日」の取得状況

その他

1 2024年度の「ラーケーションの日」の実施

○ 53市町村と全ての県立高校・特別支援学校において、引き続き実施します。

2 2024年度の保護者用リーフレット 

○ 「ラーケーションの日」の制度について周知するために配付しました。

別紙3 令和6年度「ラーケーションの日」保護者用リーフレット(市町村立学校) [PDFファイル/2.34MB]

※ 県立学校は今後配付する予定

このページに関する問合せ先

愛知県教育委員会教育部義務教育課
教科指導・人権教育グループ
担当:野田、吉川
電話:052-954-6799
メール:gimukyoiku@pref.aichi.lg.jp

愛知県教育委員会教育部高等学校教育課
生徒指導グループ
担当:竹内、猪俣
電話:052-954-6784
メール:kotogakko@pref.aichi.lg.jp

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