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2024年度「ラーケーションの日」に関する調査結果について
2024年度「ラーケーションの日」に関する調査結果について
愛知県教育委員会では、「愛知県『休み方改革』プロジェクト」の一環として、家族と子供が一緒に過ごせる仕組みづくりに取り組んでいます。
このうち、「ラーケーションの日」について、その成果や課題を検証し、今後の改善に役立てるため、保護者や名古屋市を除く53市町村の教育委員会と市町村立学校、全ての県立高校・特別支援学校等を対象に調査を実施し、結果がまとまりましたので、お知らせします。
1 主な成果
〇 「休み方改革」の推進
・ 小学生では3人に一人、中学生・高校生では4人に一人が「ラーケーションの日」を取得した。
・ リーフレットや活動事例集、ポータルサイトなどを活用し、「ラーケーションの日」を周知することで、「学校外で体験や学びの活動をする日である」ということについて、保護者の理解が進んだ。
〇 学校外の活動の充実
・ 「ラーケーションの日」を取得した多くの家庭が、スポーツやキャンプなどの体験活動を行ったり、歴史や文化に触れる活動を行ったりするなど、普段、学校では行えない活動に取り組んだ。
・ 「ラーケーションの日」を取得した保護者からは、「家庭内のふれあいを深めることができた」といった声が多かった。
2 今後の取組ポイント
〇 「ラーケーションの日」の取得促進
・ 保護者の5人に一人が「『ラーケーションの日』を取得したいが、仕事の都合で難しい」と回答している。関係部局と連携して、企業や県民全体に「ラーケーションの日」をさらに周知していくことで、「ラーケーションの日」に休暇の取りやすい環境づくりを進めていく。
・ より多くの家庭で、「ラーケーションの日」の取得が促進されるよう、「ラーケーションの日」の活用事例を集約し、紹介していく。
〇 教職員が「ラーケーションの日」を取得しやすい環境づくり
・ 教職員の3人に一人が「自分の子の『ラーケーションの日』のために有給休暇を取得したいが難しい」と回答している。教職員の「ラーケーションの日」取得に向けた有効事例を集約し、市町村教育委員会や県立学校に紹介していく。
・ 市町村立学校では「給食に関する事務が煩雑である」という声が多いため、給食の食数管理や届け出に関する業務負担が軽減されるよう、事務作業を簡略化した事例を集約し、市町村教育委員会に紹介していく。
(添付資料)
「ラーケーションの日」発表資料鑑 [PDFファイル/204KB]
別紙1 2024年度「ラーケーションの日」取得状況調査 [PDFファイル/479KB]
別紙2 2024年度「ラーケーションの日」アンケート調査結果 [PDFファイル/800KB]
このページに関する問合せ先
愛知県教育委員会教育部義務教育課
教科指導・人権教育グループ
担当:谷川、後藤
電話:052-954-6799
メール:gimukyoiku@pref.aichi.lg.jp
愛知県教育委員会教育部高等学校教育課
教科・定通指導グループ
担当:亀田、武田
電話:052-954-6787
メール:kotogakko@pref.aichi.lg.jp