ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 資源循環推進課 > 2025年度愛知県循環型社会形成推進事業費補助金の採択結果について

本文

2025年度愛知県循環型社会形成推進事業費補助金の採択結果について

ページID:0594725 掲載日:2025年7月4日更新 印刷ページ表示
9 産業と技術革新の基盤をつくろう12 つくる責任 つかう責任

  愛知県では、循環型社会の形成を促進するため、産業廃棄物税※1を活用して先導的で効果的なリサイクル関係設備等の整備及び循環ビジネスの事業化検討に要する費用の一部を補助する制度を設けています。

 今年度は、応募※2のあった18事業の中から、学識経験者等による審査の結果、リサイクル関係設備整備事業で1件、プラスチック関係設備整備事業で3件、循環ビジネス事業化検討事業で7件の計11件の事業を採択しましたので、お知らせします。

 また、11件の採択事業のうち3件は、サーキュラーエコノミー※3への転換による循環ビジネスの進展を図るため、愛知県が2022年3月に策定した「あいちサーキュラーエコノミー推進プラン」に掲げた6つのサーキュラーエコノミー推進モデルを具体化するプロジェクトチームにおいて実施する事業です。

 ※1 産業廃棄物税とは、愛知県内の最終処分場に産業廃棄物を搬入する場合に課される税金で、2006年4月1日から導入しています。

 ※2 募集期間:2025年3月3日(月曜日)から2025年4月23日(水曜日)まで(2025年2月26日発表済み)

 ※3 従来の3R(リデュース、リユース、リサイクル)の取組に加え、資源投入量・消費量を抑えつつ、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動であり、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑制等を目指すもの。

          サーキュラーエコノミーとは

           オランダ政府「Circular Economy in the Netherlands by 2050」をもとに愛知県が作成

1 採択結果

採択件数(応募件数)

 ○ リサイクル関係設備整備事業          1件 (1件)

 ○ 排出抑制関係設備整備事業          0件 (1件)

 ○ プラスチック関係設備整備事業       3件 (6件)

 ○ 循環ビジネス事業化検討事業        7件 (10件)

          合  計                11件  (18件)

2 採択事業

(1)リサイクル関係設備整備事業(1件)

 先導的・独創的な技術又はシステムを有するリサイクル関係設備の整備に関する事業(プラスチック関係設備を除く)              

 
 

事業者(所在地)

事業の概要

1

新英金属株式会社

(田原市)

太陽光パネルのリサイクル事業。

先導的な搬送方法と加熱方法を備えたガラス分離設備の導入により、付着物のないガラスをガラス板のまま分離することで、高品質な再生ガラスの供給を可能とする。

 

(2)プラスチック関係設備整備事業(3件)

 先導的・独創的な技術又はシステムを有するプラスチック関係設備の整備に関する事業

 (五十音順)

 

事業者(所在地)

事業の概要

1※

愛知プラスチックス工業株式会社

(蒲郡市)

​​軟質プラスチックのリサイクル事業。

リサイクル材を利用した再生ポリ袋の製造不良を抑制するため、溶着方法等を独自開発した設備の導入により、安定した製造を可能とする。

2

株式会社チップトン

(海部郡飛島村)

樹脂メディア(研磨石)のリサイクル事業。

粉砕機や成型機等を導入することで、使用済みメディアに未使用の原料を混合し、再生メディアを製造する業界初の研磨剤の水平リサイクルを実現する。

3

東海資源株式会社

(名古屋市西区)

ペットボトルの再資源化事業。

袋を破る破袋機や金属を取除く磁選機等を最適に配置した選別ラインを導入することで、ペットボトルのみを効率的に選別する。

 ※は、サーキュラーエコノミー推進プロジェクトチーム事業に該当

 

(3)循環ビジネス事業化検討事業(7件)

 先導的な循環ビジネスの事業化の可能性の検討に関する事業

(五十音順)

 

事業者(所在地)

事業の概要

1

株式会社安達組

(名古屋市港区)

木造住宅の建築現場で発生する外壁材の削減を図るため、独自開発した高精度の現場計測によるプレカット工程の導入の検討。

2※

AGC株式会社

(東京都千代田区)

太陽光パネル由来のガラスカレットを板ガラス原料としてリサイクルするための技術・評価方法の検討。

3

加藤軽金属工業株式会社

(海部郡蟹江町)

使用済み麻袋や古着をアップサイクルして不燃ボード等の建材とする事業の検討。

4

有限会社サンメンテナンス工機

(名古屋市緑区)

作動油・潤滑油などの懸濁液をリユースするために、使用状況に応じた分析方法や固液分離物の性状の評価方法を体系化し、最適な固液分離システムを構築する事業の検討。

5※

株式会社ダイセキ

(名古屋市港区)

日本エンジン株式会社

(稲沢市) 

廃食用油バイオディーゼル燃料の建設機械利用促進に向けた実証実験とビジネスモデルの構築。

6

大和エネルフ株式会社

(春日井市)

食品残渣が付着した廃棄容器の洗浄方法の検討による高品質な原料への再資源化の検討。

7

有限会社中川油脂商店

(名古屋市中川区)

事業系廃食用油を混合せず品質毎に分別回収し、品質管理することで、回収・処理・出荷の効率化を図り、再生油を高付加価値化する実証実験と管理システムの構築。

 ※は、サーキュラーエコノミー推進プロジェクトチーム事業に該当

 

補助事業の概要 [PDFファイル/154KB]

このページに関する問合せ先

愛知県環境局資源循環推進課
循環グループ
電話:052-954-6233

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)