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【知事会見】「あいち農業イノベーションサミット2026 」~あいちでつながる農業イノベーションの輪~ を開催します

愛知県では、大学、スタートアップ等と連携し、新しい農業イノベーションの創出を目指す「あいち農業イノベーションプロジェクト」を2021年度から実施しています。
この度、本プロジェクトの取組の一環として、「あいち農業イノベーションサミット2026」~あいちでつながる農業イノベーションの輪~を下記のとおり開催しますのでお知らせします。
農業分野におけるイノベーション創出に関心のある方は是非御参加ください。
あいち農業イノベーションサミット2026チラシ [PDFファイル/1.53MB](要リンク)
1 日時
2026年2月9日(月曜日)午前11時から午後5時まで(一般受付:午後1時から)
※午前11時から正午まではSTATION Ai入居企業等向けのウォームアップイベント「農業者によるリバースピッチ」を開催します。
2 場所
STATION Ai(愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2番32号)
3 定員
200名(参加無料、事前申込制)
4 対象者
農業者、農業関係者、農業イノベーションの創出に取り組む企業等、自治体、その他農業イノベーションに関心のある方
5 内容及びタイムスケジュール
当日は、STATION Ai内に3つの会場を設け、様々なイベントを開催します。
〔タイムスケジュール〕

〔昨年度のサミットの様子〕

(1)オープニングセレモニー 【13時30分~13時50分】
・主催者挨拶(愛知県知事 大村秀章)
・あいち農業イノベーションプロジェクト紹介(農業イノベーション推進室長)
(2)トークセッション(2部制) 【13時55分~15時30分】
農業者とスタートアップ等の共創による農業イノベーションの創出に向けた「2つのテーマ」について、先駆的な農業者や企業を招いて、取組を成功させるためのポイントや課題などを議論します。
【テーマ1】生産者目線での高付加価値戦略 【13時55分~14時40分】
先進的な農業経営に取り組む3名の農業者が、生産技術から販売に至るまで、サプライチェーン全体での高付加価値戦略について議論します。
〔登壇者〕
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企業名(所在地) 役職・氏名 |
紹 介 |
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有限会社千姓 (知多郡阿久比町) 代表取締役 都築 興治 氏 |
愛知県知多郡阿久比町で水稲・野菜・果樹を計166ha栽培。経営面積が毎年拡大する中で、人材育成、カイゼン活動、ICT等により効率化を図り、「つづき農場」ブランドの高品質な農産物を生産。加工品や農業体験等、経営の多角化にも秀でる。第64回農林水産祭で内閣総理大臣賞を受賞。 |
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アグベル株式会社 (山梨県山梨市) 代表取締役 丸山 桂佑 氏 |
大学卒業後、株式会社リクルート住まいカンパニーを経て、家業であるブドウ農家を継承。2018年から独自で販売や輸出を行い、2020年に日本の果樹産業をアップデートすべく「アグベル株式会社」を創業。生産規模拡大や選果場運営などを行い、産業の新たなインフラを目指す。 |
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株式会社あさい農園 (三重県津市) 代表取締役CEO 浅井 雄一郎 氏 |
大学卒業後、経営コンサルティング会社を経て、実家の花木生産を継承し、第二創業として2008年からミニトマトの生産を開始。農業法人経営の傍ら、三重大学大学院でトマトのゲノム育種の研究に取り組み、博士号を取得。「常に現場を科学する研究開発型の農業カンパニー」を目指す。 |
【テーマ2】農業ロボットの未来を語る 【14時45分~15時30分】
農業ロボットを開発・導入する企業3者が、その現状と未来について議論します。
〔登壇者〕
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企業名(所在地) 役職・氏名 |
紹 介 |
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株式会社レグミン (埼玉県深谷市) 代表取締役 成勢 卓裕 氏 |
農業向けの自立走行型ロボット及びIoTデバイスを展開し、農薬散布サービスを提供している。農業の生産性を飛躍的に向上させるために、ロボットとソフトウェアの力を利用し、農業の課題解決に挑んでいる。 |
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AGRIST株式会社 (宮崎県新富町) 代表取締役 秦 裕貴 氏 |
AI搭載型の自動収穫ロボットを開発・提供するスマート農業スタートアップ。ピーマンやキュウリ向けロボットを自社農場で実証し、収穫の自動化と自走式ロボットが収集した各種データを活用した栽培効率化を推進している。 |
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株式会社NEWGREEN (東京都小金井市) 取締役副社長 中村 哲也 氏 |
東日本大震災をきっかけに、日産自動車勤務時代にボランティアでの開発から始めた「アイガモロボット」を扱う農工大発ベンチャー。創業6年目の現在、ドローンに次ぐスマート農機具に成長し、順調に国内販売が進むとともに、COP30ジャパンパビリオンで環境技術として発信するなど、世界に向けたビジネスを展開中。 |
〔ファシリテーター〕
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企業(所在地) 役職・氏名 |
紹 介 |
|---|---|
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一般社団法人AgVenture Lab (東京都千代田区) 代表理事理事長 荻野 浩輝氏 |
農林中央金庫にて執行役員兼デジタルイノベーション推進部長等を務めた後、2019年一般社団法人AgVenture Labの立上げに伴い、同社の代表理事理事長に就任。スタートアップ等の支援や起業家育成を通じ、農業や社会の課題解決を目指し活動している。 |
(3)あいち農業イノベーションプロジェクトの成果発表 【15時40分~16時20分】
本プロジェクトの成果を、共同研究開発や生産現場での実証に取り組んだ担当者から発表します。
〔発表課題〕
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共同研究開発企業等 |
発表課題の概要 |
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鋤柄農機株式会社 |
湿害による発芽不良を回避することができる 大豆の高速播種機の開発 |
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ファーマーズサポート株式会社 |
牛の発情を鳴き声とカメラ画像から検知し、 通知するシステムの開発 |
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高圧ガス工業株式会社 |
企業等から排出される炭酸ガスを活用した イチゴ群落内施用システムの開発 |
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株式会社新美利一鉄工所 |
バラのうどんこ病の発生を軽減するUV-Bランプの効果を安定させ、植物や施設の資材への影響を軽減するアタッチメントの開発 |
(4)分科会(3部制) 【13時55分~16時20分】
農業現場が抱える様々な課題をテーマに、トークセッションの登壇者や本プロジェクトに参画するスタートアップ等を交え、来場者参加型のディスカッションを行います。
〔ディスカッションテーマ〕
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部 |
テーマ |
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1部 13時55分~14時40分 |
異業種からの農業参入って実際どう? |
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農業における官民連携に求めることって? |
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2部 14時45分~15時30分 |
生成AIの農業への活用ってどうしてる? |
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高温対策やサステナブルの取り組みって何をしている? |
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3部 15時35分~16時20分 |
儲かる農業経営に必要な要素は? |
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農業ロボット活用における課題、開発者に求めることは? |
(5)ネットワーキング 【16時20分~17時00分】
登壇者や参加者同士で自由に情報交換を行います。
(6)ポスター展示 【13時30分~17時00分】
本プロジェクトの進捗や成果を発表するポスター展示を1階イベントスペースにて行います。
6 ウォームアップイベント
農業者によるリバースピッチ~ 【11時00分~12時00分】
リバースピッチとは、企業や自治体が自らの課題・ニーズを発信し、スタートアップ等との連携を探る取組です。今回は農業者が産地の現状や直面する課題等をSTATION Ai入居企業等に説明します。
7 参加申込み
事前申込制となります。2026年2月4日(水曜日)17時までに、以下のWebページ上の入力フォーム(Google Formsを利用)からお申し込みください。
なお、応募者多数の際は先着順とし、定員になり次第、申込み受付を終了します。
<入力フォーム>
(URL)
https://aichi-agri-summit-2026.peatix.com
(二次元コード)
8 主催
愛知県
【参考】あいち農業イノベーションプロジェクトについて
愛知県では、農業総合試験場や大学が有する技術、フィールド、ノウハウとスタートアップ等の新しいアイデアや技術を活用した共同研究体制の強化を図り、新しい農業イノベーションを創出するために「あいち農業イノベーションプロジェクト」を2021年度から開始しています。
現在、2022年度に選定した18課題の「研究開発型」のイノベーション創出にスタートアップ等と農業総合試験場が共同で取り組んでいます(2025年8月4日経済産業局発表済み。)。
また、今年度、2026年度から新たに3年間の共同研究開発に取り組む5課題を選定しました(2025年10月22日発表済み。)。
このほか、2024年度からは、県の普及指導員がスタートアップ等と産地を結び、現場の「ほ場」で既存技術の応用や機器の改良、アプリの開発などを行うことで、課題解決に必要な新技術の迅速な導入を目指す6課題の「現場フィールド活用型」のイノベーション創出にも取り組んでいます(2025年9月30日発表済み。)。
あいち農業イノベーションプロジェクトの概要 [PDFファイル/217KB]
このページに関する問合せ先
愛知県農業水産局農政部農業経営課課
農業イノベーション推進室 イノベーション推進グループ
担当:市川、井手
電話:052-954-6413
内線:3670、3673
メール:nogyo-innovation@pref.aichi.lg.jp


