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「人権啓発キャラバン2025」(講演会及びワークショップ)の参加者を募集します
「人権啓発キャラバン2025」(講演会及びワークショップ)の参加者を募集します
愛知県では、「愛知県人権尊重の社会づくり条例」及び2024年3月に策定した基本計画「あいち人権推進プラン」の内容について、県民の理解をより一層深め、条例の実効性を高めるために、人権条例・基本計画普及啓発事業「人権啓発キャラバン2025」を開催します。
講演会「LGBTQ+/SOGI(ソギ/ソジ)の現状と課題~レズビアンである私の体験から~」では、元宝塚歌劇団員であり、レズビアンであることを公表して活動されている東小雪(ひがしこゆき)氏をお招きし、御自身の体験をもとに、LGBTQ+※1やSOGI※2に関する社会の現状と課題についてお話しいただきます。
ワークショップ「聞いて・話して・考えて わたしから始めよう~部落差別と外国人の人権課題から、人権の「交差性」をひもとく~」では、当事者や支援者として積極的に取り組んでいる方を迎え、人権に関わる各テーマについての現状や活動内容等の発表していただいた上で、各会場で設定したテーマや様々な人権課題について考え、全ての人の人権が尊重される社会づくりへのアイデアを出し合います。
参加無料・事前申込制となっています。人権問題に関心のある方など、どなたでも御参加いただけますので、是非お申込みください。
- ※1 LGBTQ+とは、Lesbian(レズビアン)・Gay(ゲイ)・Bisexual(バイセクシュアル)・
Transgender(トランスジェンダー)・Queer(クィア)/Questioning(クエスチョニング)の頭
文字 に「+(プラス)」をつけた性的少数者を表す総称の一つです。 - ※2 SOGIとは、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字をとっ
た、誰もが持つ性のあり方を総称する概念です。
1 講演会
(1)日時
2025年10月18日(土曜日)午後2時から午後4時まで(受付開始 午後1時45分)
(2)実施方法
オンライン(Web会議ツール「Zoomウェビナー」を使用)
(3)内容
ア 開会(午後2時~午後2時15分)
イ 講演(午後2時15分~午後4時)※質疑応答含む
テーマ:「LGBTQ+/SOGIの現状と課題~レズビアンである私の体験から~」
講師:東小雪氏(公認心理師/LGBTアクティビスト/元タカラジェンヌ)
内容:性的マイノリティ(LGBTQ+)や性の多様性(SOGI)をめぐる課題は、近年、社会の中で
徐々に知られるようになってきました。しかし依然として、無理解や偏見、制度の壁など、
当事者が日常生活の中で直面する困難は多くあります。今回の講演では、元宝塚歌劇団員
であり、レズビアンであることを公表して活動されている東小雪さんをお招きし、御自身の
体験をもとに、LGBTQ+やSOGIに関する社会の現状と課題についてお話しいただきま
す。
ウ 開会
(4)定員
100名(事前申込制・申込先着順)
2 ワークショップ
(1)主な内容
ア テーマに関する事例発表
当事者や支援者として積極的に取り組んでいる人から、人権に関わる各テーマについての現状、
活動内容、提案などをお聞きします。
イ 様々な人権課題について考えるワークショップ
各会場で設定したテーマや様々な人権課題について、問題の背景や原因を探り、人権への大切さ
を自分事として理解し、すべての人の人権が尊重される社会づくりへのアイデアを出し合います。
(ワークショップファシリテーター:NPO法人NIED(ニード)・国際理解教育センター
副代表 鉃井宣人(てついのぶひと)
(2)各回の日時・会場・事例発表
第1回 |
日 時 |
2025年11月23日(日曜日・祝日) |
---|---|---|
会 場 |
ウィルあいち(愛知県女性総合センター) |
|
事例発表 |
テーマ:部落差別と若者/子ども |
|
第2回 | 日 時 |
2025年12月21日(日曜日) |
会 場 |
刈谷市総合文化センター アイリス |
|
事例発表 |
テーマ:外国人とまちづくり/障害児 |
(3)当日のスケジュール
ア 「愛知県人権尊重の社会づくり条例」及び「あいち人権推進プラン」の紹介
(午後1時30分~午後1時50分)
イ 事例発表・ワークショップ(午後1時50分~午後4時50分)
ウ 開会(午後4時50分~午後5時)
(4)定員
各回50名(事前申込制・申込先着順)
3 参加対象者
人権問題に関心がある方など、どなたでも御参加いただけます。
4 参加費
無料
5 申込方法
各回の開催日の前日までに、以下の申込みフォームよりお申込みください。
なお、申込者多数の場合、期限前でも受付を締め切る場合があります。その場合、県人権推進課のWebページ(https://www.pref.aichi.jp/press-release/caravan2025pre.html)でお知らせします。
※申込みフォーム:https://forms.gle/HQZuS1KnBy5AjwSL9
※複数回申込可能です。
6 その他
申込者限定にて後日アーカイブ配信(YouTube)します。(一部内容を除く)
7 主 催
愛知県
8 問合せ先
参加者募集、参加方法に関すること
NPO法人NIED・国際理解教育センター(県委託事業者)
電話 070-5333-5566
メール nied@love-hug.net
イベント全体に関すること
愛知県県民文化局人権推進課 人権推進グループ
電話 052-954-6167
メール jinken@pref.aichi.lg.jp
9 講師・事例発表者プロフィール
(1)講演会
◆東小雪氏(公認心理師/LGBTアクティビスト/元タカラジェンヌ)
1985年、石川県生まれ。東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げ、日本初の同性パートナーシップ証明書を取得。(2017年に解消)LGBT・女性の生き方・自殺対策について、講演、研修、執筆など幅広く活動し、TV出演多数。著書に『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』『同性婚のリアル』などがある。
(2)ワークショップ
ア 第1回
◆内田龍史氏(関大大学社会学部教授)
大阪市立大学大学院文学研究科人間行動学専攻社会学専修修了。博士(文学)。専門は、差別と共生の社会学。現代の部落問題を中心に、マイノリティ(少数派)であるがゆえにマジョリティ(多数派)から見過ごされがちな差別・排除について研究しており、部落問題に向き合う若者たちに関する調査も行っている。
◆瀧本和代氏(公立小学校指導教諭)
「部落差別をはじめとする様々な差別をなくしたい。誰もが自分らしく、しあわせに生きるための社会をつくりたい。」という思いで、小学校現場で日々子どもと保護者に向き合っている。また、公認心理師、日本教育カウンセラー協会上級カウンセラーとして、心理的な問題を抱える子どもや保護者、そして家庭へのサポートを行っている。
イ 第2回
◆小田ビニシウス氏(喫茶Nossa!主宰/港まちづくり協議会主任)
ブラジルにルーツを持ち、日本で生まれ育つ。外国にルーツを持つ人が多く暮らす豊田市・保見(ほみ)団地で、コミュニティカフェ「喫茶Nossa!を月2回主宰している。国籍や性別、年齢を問わず誰もが集い、人と人がつながり、“多文化”の共有ができる場をつくることで、地域に新たなつながりを育んでいる。
◆佐藤槙子氏(一般社団法人cotonari代表理事)
学生時代に多文化共生サークルの活動を通じて、外国人住民との交流や支援活動に携わる。その後、多文化共生をテーマとしたNPO法人の設立に参画。外国人の子育て支援や子どもの教育に関する事業を担当。それらの経験を糧に、2017年に一般社団法人を設立。障がいのあるお子さんへの療育支援や子育て応援拠点の運営を行っている。
このページに関する問合せ先
愛知県県民文化局人権推進課
人権推進グループ
電話:052-954-6167(ダイヤルイン)
メール:jinken@pref.aichi.lg.jp