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消費者トラブル情報<あいちクリオ通信2025年6月号>2024年度消費生活相談の集計と分析
2025年6月30日(月曜日)発表
-消費者トラブル情報- <あいちクリオ通信>
愛知県及び市町村の消費生活相談窓口には、消費生活に関する様々な相談が多く寄せられています。
この「-消費者トラブル情報- <あいちクリオ通信>」では、消費者被害の未然防止を図ることを目的にその時々の具体的な相談事例を紹介し、消費者トラブルに対する注意を喚起しています。
6月号の概要
2024年度消費生活相談の集計と分析
~「定期購入」に関する相談件数が増加 ~
【2024年度消費生活相談概要】
~ 相談件数は増加傾向 特に高齢者からの相談が増加 ~
- 愛知県及び市町村に寄せられた相談件数は45,311件(県:10,293件、市町村:35,018件)で、前年度(44,784件)に比べ527件、1.2%増加しました。
- 契約当事者の年代3区分別の相談件数を見ると、高齢者の相談件数は9,970件で、前年度(9,185件)に比べ785件、8.5%増加しました。一方、一般は0.9%、若者は3.4%それぞれ減少しています。
- 商品・サービス別では、商品が特定できない「商品一般」(不審な電話、身に覚えのない荷物や架空請求に関する相談等)が、4,903件で最も多く、以下「化粧品」(3,797件)、「健康食品」(1,768件)、「賃貸アパート」(1,543件)、「工事・建築」(1,397件)の順となっています。
【2024年度の特徴的相談】
- 「定期購入」に関する相談件数が増加
「1回限りと思って注文したところ、定期購入になっていた。」などの相談が4,934件と、前年度に比べ増加(21.1%増)しています。50歳以上の年代の割合が全体の約8割を占めています。
- 「エステティックサービス」に関する相談件数が増加
「エステティックサロンですすめられて、高額な長期の契約をしてしまったが、事業者が倒産し、サービスを利用できなくなった。」などといった相談が1,060件と、前年度に比べ増加(25.1%増)しています。20歳代の割合が全体の4割強を占めています。
- 「暮らしのレスキューサービス」に関する相談件数が増加
「深夜にトイレが詰まったので、ネットで検索した業者に作業を依頼したが、高額な請求だったので支払いたくない。」などといった相談が395件寄せられており、前年度と比較して増加(23.4%増)しています。
※ 2024年度消費生活相談の集計
愛知県及び市町村がPIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に登録した相談データ
(2025年5月13日現在)に基づいています。
相談窓口
〇 消費者ホットライン Tel 188(いやや!)
身近な消費生活相談窓口につながります。
消費者トラブル情報-<あいちクリオ通信 2025年6月号>
このページに関する問合せ先
愛知県 県民文化局 県民生活部 県民生活課
消費生活相談・消費者教育グループ(消費生活相談窓口ではありません)
担当:横溝、竹本
電話:052-961-2111
内線:5031、5035
ダイヤルイン:052-954-6165
E-mail: kenminseikatsu@pref.aichi.lg.jp