本文
大阪・関西万博「ロボットエクスペリエンス」愛知県の出展内容を決定しました!
大阪・関西万博「ロボットエクスペリエンス」愛知県の出展内容を決定しました!
愛知県は、本県のロボット産業を世界へPRすることなどを目的に、県内ロボットメーカー・大学等とともに、大阪・関西万博「未来社会ショーケース事業『ロボットエクスペリエンス』」に参加します(2025年2月5日発表済み。)。この度、出展内容の詳細を決定しましたのでお知らせします。
未来社会でロボットが活躍する場としてカフェをイメージした空間を設け、接客や調理、コミュニケーションといった役割を担うロボットたちが実演する姿を披露するとともに、最新のロボットたちとコミュニケーションを楽しんでいただけます。
入場予約は不要です。大阪・関西万博へお越しの際は、是非、お気軽にお立ち寄りください。
【参考】2025年日本国際博覧会協会によるプレスリリース(2025年2月5日付)
1 ロボットエクスペリエンスの概要
万博会場を未来社会のショーケースに見立て、先進的な技術やシステムを取り入れ、未来社会の一端を実現することを目指す「未来社会ショーケース事業」のうち、会場内において次世代の様々なロボットを実装・実証するプログラムです。
参加団体・ロボットは博覧会協会の公募で決定され、全25団体50機種以上が参加します。
2 愛知県の出展内容
(1)日時
2025年8月18日(月曜日)から8月24日(日曜日)までの7日間
午前9時から午後8時まで ※8月24日(日曜日)は午後7時まで
(2)会場
大阪・関西万博会場「ロボット&モビリティステーション」内
(3)入場方法
予約不要 ※会場内の混雑を避けるため、入場までお待ちいただく場合があります。
(4)コンセプト
ア テーマ
「ロボットと共生する新しい社会=ロボットインクルーシブな生活」
イ 概要
人間とロボットが足りないところを補いつつ、共に住みやすい社会を築いていく存在としてロボットを捉え、理解を深めることができる体験を提供します。
カフェを模した空間の中で、ロボットたちが接客や調理等の役割を担う未来社会の姿を提示します。
【ブースイメージ】
(5)参加企業・団体及びロボット(4企業・2大学、11機種)
県内を中心とする以下のロボットメーカー・大学が参加します。
参加企業・団体 | 参加ロボット | |
---|---|---|
1 |
株式会社インディ・アソシエイツ (名古屋市中区)
|
【遠隔操作ロボット「Mini MORK(ミニモーク)」】 ・遠隔操作でブースのコンセプトや体験方法などの総合案内業務を担います。 ・かわいらしい見た目と自由に話せる機能で、来場者の皆様を温かくお迎えします。 |
2 |
avatarin株式会社 (東京都中央区) |
【コミュニケーションAIロボット「newme(ニューミー)」】 ・遠隔地にいる操作者の顔をディスプレイに表示し移動することで、まるでその場にいるかのようにコミュニケーションができるロボットです。 ・愛知県を含む遠隔地からロボットを操作し、外国語対応(英語のみ)や、参加ロボットの案内などの接客を担います。 ・操作は、愛知県内の大学生などが行います。 |
3 |
愛知工業大学 ロボット研究ミュージアム (豊田市)
|
【イングリッシュマフィン調理ロボ】 ・株式会社デンソーウェーブ製の人協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」と人間がそれぞれ得意な部分を担い、協働してイングリッシュマフィンを調理します。・ロボットはオリジナルのツールチェンジャーとからくり治具により、マフィンを焼く、卵の殻を割る、ハムを焼く、チーズのトッピングなどを行います。人は、ロボットの動きを補助します。 ・ロボットの動作プログラム、周辺の治具は学生が製作しました。 ※会場内は飲食禁止のため実演のみとなります。 |
4 |
トヨタ自動車株式会社 (豊田市) |
【自律搬送モビリティ「SORACAGO(ソラカゴ)」】 ・未来のモビリティ社会で新しい価値の提供を目指して、トヨタ自動車が開発したモビリティ「SORACAGO」で、大阪・関西万博ではイングリッシュマフィン調理ロボが使用する食材を運ぶデモンストレーションを実施します。・人に代わり重たい荷物を運ぶとともに、物流における労働力不足問題への貢献を目指し、自動で積荷を載せ下ろしする機能を備えた実証実験機です(初公開)。 |
5 |
ソニーグループ株式会社 (東京都港区)
|
【自律型エンタテインメントロボット「aibo(アイボ)」】 ・「愛情の対象になるロボット」を目標に開発された、飼い主(オーナー)とのコミュニケーションを通じて成長し、唯一無二の個性を持つロボットで、愛知県幸田町で製造されています。 ・aiboとのふれあいの場(体験コーナー)を設けます。 ・また、aiboの機能を拡張したプロトタイプ(試作機)を初公開します。リアルタイムで精度高く3D空間認識を行うことで、より生命感のある動きができる様子をデモで紹介します。 |
6 |
国立大学法人豊橋技術科学大学 ICD-LAB (豊橋市) |
【「弱いロボット」たち(6種類)】 ・弱いロボットは、「弱さ」「不完全さ」を持ち、人間の自立性、創造性、人らしさを奪うことなく、むしろ引き出してくれるロボット。・全てのロボットとコミュニケーション体験を楽しんでいただきます。
<Talking Bones(トーキング ボーンズ)> ・Talking-Bonesは、他愛もない話題に耳を傾けてくれたり、たどたどしい言葉で、一緒にお喋りをするロボットたちです。
<ポケボー・キューブ> ・ポケボー・キューブは、子どもたちとの間で、お互いの「弱さ」を補いつつ、「強み」を引き出し合い、和気あいあいとした学びの場を生み出すロボットたちです。
<Muu(ムー)> ・「仮想的な生き物」をモチーフにしたMuuは、一緒に写真を眺めながら、和気あいあいとしたおしゃべりを生み出すロボットです。 <ナミダ・ゼロ・ホーム> ・ナミダ・ゼロ・ホームは、こちらから話しかける話題に対して、それぞれの関心で耳を傾けてくれるロボットたちです。 <iBones(アイボーンズ)> ・まわりの人の協力を上手に引き出しながら、アルコールによる手指消毒をしようとするロボットです。 <ゴミ箱ロボット> ・自らはゴミを拾えないものの、人の手助けを上手に引き出しながら、結果としてゴミを拾い集めてしまう他力本願のロボットです。 |
※ロボットの準備・調整等の状況により、実施内容は変更する場合があります。
3 報道関係者の皆様の取材について
現地での取材を希望される報道機関の方は、博覧会協会へ事前取材申請を行う必要があることから、取材の1週間前までに、以下「4 問合せ先」へお申込ください。なお、取材日時は調整させていただく場合があります。
4 問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課 ロボット産業グループ
担当 花井、中田
電話 052-954-6352
メール sangyoshinko@pref.aichi.lg.jp
5 会場配置図
【参考】大阪・関西万博 概要
会期 |
2025年4月13日(日曜日)~10月13日(月曜日・祝)(184日間) |
---|---|
会場 |
夢洲(ゆめしま)(大阪府大阪市此花区) |
テーマ等 |
・テーマ:「いのち輝く未来社会のデザイン」 ・サブテーマ:「いのちを救う」「いのちに力を与える」「いのちをつなぐ」 ・コンセプト:「未来社会の実験場」 |
想定来場者数 |
約2,820万人 |
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課
ロボット産業グループ
担当:花井、中田
電話:052-954-6352
メール:sangyoshinko@pref.aichi.lg.jp