本文
「第1回あいち脱炭素燃料工業炉研究会」を開催します
我が国のCO2排出量の約35%は産業部門が占めており、その約39%が工業炉(加熱により材料を焼いたり溶かしたりする装置)から排出されています(2019年度)。
工業炉の脱炭素化対策の一つとして、燃料を従来の化石燃料から水素などの脱炭素燃料に転換した新たな工業炉の利用が期待されています。
愛知県内には、工業炉を使用する金属製品やセラミックス製品等の製造業が多く集積していることから、本県では、こうした製造業の依頼試験や技術相談の支援を行うために、今年度、あいち産業科学技術総合センター常滑窯業試験場に水素燃料工業炉を整備しています。
この整備を契機とし、この度、「あいち脱炭素燃料工業炉研究会」(以下、「研究会」という。)を新たに設置し、第1回研究会を開催します。研究会では、県内の製造業に対して、水素などの脱炭素燃料工業炉の利用を促進するための方策の検討を進めます。
1 あいち脱炭素燃料工業炉研究会の概要
(1)趣旨
製造業が集積する愛知県において、水素などの脱炭素燃料を活用した工業炉の利用を促進するための方策を検討する。
(2)委員(詳細は4のとおり)
17名
2 第1回研究会について
(1)日時
2024年12月2日(月曜日)午前10時から正午まで
(2)場所
ウインクあいち 18階 セミナールーム(名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
(3)議題
(1) 座長挨拶、委員自己紹介
(2) あいち脱炭素燃料工業炉研究会の設立趣旨について
(3) 国の研究開発プロジェクト紹介
(4) 水素・アンモニア工業炉の研究事例紹介
(5) 意見交換
※ 第2回研究会は2月上旬に開催予定。
3 取材について
特定の事業者情報等が含まれるため、「議題(2) 「あいち脱炭素燃料工業炉研究会」の設立趣旨について」まで取材可能です。議題(2)終了後は、退出をお願いします。
なお、研究会の内容は会議終了後にwebページでお知らせします。
4 「あいち脱炭素燃料工業炉研究会」
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業科学技術課水素社会実装推進室
水素事業グループ
電話:052-954-6350