本文
令和7年度麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動を実施します
愛知県では、麻薬、覚醒剤、大麻、危険ドラッグ等(以下「麻薬・覚醒剤・大麻等」という。)の薬物乱用の根絶を図るため、2025年10月1日から2か月間、令和7年度麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動を実施します。
1 運動期間
2025年10月1日(水曜日)から11月30日(日曜日)まで
2 運動の目的
麻薬・覚醒剤・大麻等の薬物乱用による危害を広く県民の皆さんに知ってもらい、県民一人ひとりの認識を高めることにより、麻薬・覚醒剤・大麻等の薬物乱用の根絶を図る。
3 県内の実施内容
県が委嘱した薬物乱用防止指導員※及びガールスカウト、ボーイスカウト、ライオンズクラブ、ロータリークラブ、保護司会、更生保護女性会等の関係団体と協力し、県内各地において予定表のとおり街頭啓発活動を行います。
また、啓発資材として、絆創膏等を配布します。
街頭活動実施予定表_名古屋市内 [PDFファイル/121KB]
街頭活動実施予定表_名古屋市外 [PDFファイル/106KB]
○絆創膏
(左)薬物乱用防止PR大使「薬物乱用ダメ。ゼッ隊」(OS☆Uロゴ)
(右)「ダメ。ゼッタイ。」君(公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター)
※ 薬物乱用防止指導員
地域の実情に応じた方法で、日常生活を通じて薬物乱用防止についての正しい知識を広める手助けをしていただくため、県が保護司等の各地域の代表者(400名)を薬物乱用防止指導員に委嘱しています。
参考
薬物乱用の現状
愛知県における薬物事犯検挙者数は、1996年から29年連続で1,000人を超え、高い水準で推移しています。
中でも、大麻による検挙者数は、統計開始後初めて覚醒剤の検挙者数を上回った2023年からやや減少したものの、引き続き高い水準となっています。
また、大麻による検挙者の約8割を30歳未満の若年層が占めていることから、特に若年層における大麻の乱用が深刻な事態となっています。
(愛知県警察本部資料参考)
医薬品のオーバードーズ(OD)
医師から処方された薬や市販薬を、決められた量を超えてたくさん飲んでしまうことを「オーバードーズ(OD)」といいます。
特に最近、かぜ薬や咳止め薬などを、症状を抑える以外の目的で大量に服用するケースが若者の間で広がっています。
医薬品を本来の目的以外で使ったり、過剰に摂取したりすると、さまざまな健康被害を引き起こしたり、やめられなくなったりするおそれがあり、大変危険です。
つらい気持ちやODをやめたくてもやめられないことについては、精神保健福祉センターに、その他の薬物乱用については保健所にご相談ください。
このページに関する問合せ先
愛知県保健医療局生活衛生部医薬安全課
毒劇物・麻薬・血液グループ
電話:052-954-6305(ダイヤルイン)
内線:3275、3276