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名古屋港水族館(名古屋港管理組合)と希少野生動植物種の保護保全に関する協定を締結します
名古屋港水族館(名古屋港管理組合)と希少野生動植物種の保護保全に関する協定を締結します
愛知県では、生息生育域外保全※を始めとした希少野生動植物種(以下「希少種」という。)の保護保全について、名古屋港水族館(名古屋港管理組合)と相互に連携して取り組むため、協定を締結します。
なお、本県が同様の協定を締結するのは、2010年7月の東山総合公園、2012年10月の碧南海浜水族館、2023年7月の豊橋総合動植物公園に続き、4例目です。
※ 絶滅のおそれのある希少種の保護の方法の一つで、生息生育地の環境改善に時間がかかる場合などに、生息生育域外の安全な施設に希少種を保護して、それらを育てて増やすこと
1 締結日
2025年7月11日(金曜日)
2 締結者
名古屋港管理組合 港営部担当部長(文化交流施設担当) 久野 尊仁
愛知県 環境局長 武田 祥延
3 協定内容
(1)希少種に関する生息生育情報、飼育栽培技術、提供可能な調査・研究データ、生息生育地保全手法などの共有に関すること
(2)希少種の生息生育域内保全に関すること
(3)希少種の生息生育域外保全に関すること
(4)生息生育域外保全を実施する希少種の収集に関すること
(5)生息生育域外保全を実施した希少種の野生復帰に関すること
(6)希少種の保護保全に関わる専門的人材の育成に関すること
(7)希少種の保護保全に関わる普及啓発に関すること
(8)その他、双方が必要と認めること
4 保護保全に取り組む種の例
アカウミガメ※1
絶滅危惧IB類※2
スナメリ※1
準絶滅危惧※2
※1 写真は名古屋港水族館提供。
※2 レッドリストあいち2025における評価区分。
このページに関する問合せ先
愛知県環境局環境政策部自然環境課
野生生物・鳥獣グループ
担当:飛田、吉川
電話:052-954-6230
内線:3068、3840
メール:shizen@pref.aichi.lg.jp