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ペロブスカイト太陽電池実証フィールドを選定しました

ページID:0637329 掲載日:2026年3月27日更新 印刷ページ表示
7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに13 気候変動に具体的な対策を

 愛知県は、2050年カーボンニュートラルを実現するため、2021年から全国の民間企業等を対象に、革新的・独創的な脱炭素プロジェクトのアイデアを募集するとともに、提案されたアイデアの中から、事業化すべきプロジェクトを学識者からなる「あいちカーボンニュートラル戦略会議(以下「戦略会議」という。)」で選定し、事業化の支援を行っています。

 2024年12月の戦略会議において、再生可能エネルギーの導入量を飛躍的に増加させるための「ペロブスカイト太陽電池※普及拡大プロジェクト」を選定しました。

 本県はこのプロジェクトの事業化を支援するため、「あいちペロブスカイト太陽電池推進協議会」の設立や、愛知県庁西庁舎でのペロブスカイト太陽電池実証事業等の取組を進めています。

 この度、地域を挙げて取組を拡大していくため、愛知県内の市町村や企業等から募集していた(2025年8月29日記者発表済)、2026年度に実証事業を実施するフィールドを選定しましたので、お知らせします。

 ※ペロブスカイトという結晶構造を用いた太陽電池で、従来のシリコン系太陽電池と比べて軽量で柔軟性に優れる。

 

1 実証フィールド

(企業等は五十音順、市は建制順)
施設名 [申請者] 設置箇所
みなとアクルス [東邦ガス株式会社]
​(名古屋市港区港明2丁目3-1)
エネルギーセンターの壁
トーエネック 教育センター [株式会社トーエネック]
​(名古屋市南区滝春町1-79)
構造物の曲面屋根等
名古屋高速道路 吹上西料金所 [名古屋高速道路公社]
​(名古屋市千種区吹上1丁目)
料金所の壁
日東工業 瀬戸工場 [日東工業株式会社]
(瀬戸市八床町22番地4)
受電設備の天板・扉面
知多半島道路 大府PA下り [前田建設工業株式会社]
​(大府市長草町西忍場46-4)
道路の遮音壁
名古屋鉄道 神宮前駅 [名鉄EIエンジニア株式会社]
​(名古屋市熱田区三本松町18番1)
鉄道ホームの屋根
ウィングアリーナ刈谷 [刈谷市]
​(刈谷市築地町荒田1)
体育施設の屋根
鞍ケ池公園 [豊田市]
​(豊田市矢並町法沢714-5)
公園施設の屋上柵
城山保育園 [みよし市]
(みよし市福谷町仲田22)
倉庫の木質壁

2 実証期間

 2~3年程度
 (2026年7月頃から2027年2月頃までに順次開始予定)

3 実証の目的等

(1)目的
   ペロブスカイト太陽電池導入モデルケースの確立や普及に向けたPRの実施
(2)規模
​   1施設あたり1kW程度
(3)検証項目
​   発電量、発電効率、経年変化等

 設置例
 (参考)愛知県庁西庁舎への設置例

 

<参考>

1 あいちカーボンニュートラル戦略会議について
​ 戦略会議は2021年に設立し、各分野の脱炭素対策に精通する学識経験者で構成され、企業・団体から提案のあった「カーボンニュートラルの実現に資する具体的なプロジェクト案」から事業化の優先度が高いと認められるアイデアを選定することで、カーボンニュートラルの実現に向けた新たなプロジェクトの創出を目指す。

01

2 ペロブスカイト太陽電池普及拡大プロジェクトの概要

<プロジェクトのイメージ>
プロジェクトのイメージ

(1)背景
 本県は「あいち地球温暖化防止戦略2030(改定版)」において、CO2排出量を2030年度に46.0%削減(2013年度比)することを目標としており、その達成に向けては、県内の再生可能エネルギーを1.7倍(2021年度比)に増加させ、580万kWを目指している。この目標では、太陽光発電において171万kW分を上積みする(2021年度:289万kW → 2030年度:460万kW)必要があると試算している。
 ペロブスカイト太陽電池(以下「PSC」という。)は、従来のシリコン型の太陽電池では設置が困難だった建物の壁面や耐荷重のない屋根などに活用でき、太陽光発電の導入量を飛躍的に増加させる可能性があるため、PSC導入量の早期最大化を実現することで、業務部門・家庭部門等の幅広い分野においてCO2排出量の大幅な削減が期待される。

(2)内容
 県や市町村の公共施設、民間施設等において、株式会社アイシンが製造するPSCを実証導入し、モデルケースを確立するとともに、PSCの有用性をPRする。
 また、中部電力ミライズ株式会社、関西電力株式会社のこれまでの太陽光発電事業に係る知見・技術を活かして、県内におけるPSCの導入ポテンシャルを調査するとともに、普及拡大に向けたボトルネックの把握や解決策の検討を実施する。
 これらの取組を通じ、本地域に、PSCの導入モデルスキームを横展開し、PSC開発メーカーや発電事業者等の投資活性化を促進することで、全国に先駆けて社会実装することを目指す。

(3)提案企業の主な役割

提案企業の主な役割
役割 会社名
PSC製造、普及に関する各種検討 株式会社アイシン
地域内のPSC導入ポテンシャル推計に向けた情報提供、各種検討 中部電力ミライズ株式会社
PPA※事業によるPSC普及拡大に向けた各種検討 関西電力株式会社

※Power Purchase Agreement
 事業者が、施設の屋根や土地を借りて、太陽光発電設備を設置し、発電した再エネ電気を施設所有者に販売すること。​

 

協議会構成メンバー [PDFファイル/127KB]

このページに関する問合せ先

愛知県環境局地球温暖化対策課
活動支援グループ
担当:小山、後藤、加藤
電話:052-954-6887
内線:5487、3056
メール:​ondanka@pref.aichi.lg.jp

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