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愛知県の「食品ロス削減環境学習プログラム」が全国の「消費者教育教材資料表彰2023」において消費者庁長官賞を受賞しました
愛知県の「食品ロス削減環境学習プログラム」が全国の「消費者教育教材資料表彰2023」において消費者庁長官賞を受賞しました
この度、この教材が「消費者教育教材資料表彰2023」(主催:公益財団法人消費者教育支援センター)において、消費者庁長官賞※を受賞しました。
1 「消費者教育教材資料表彰2023」について
(1)目的
学校における消費者教育の充実・発展に寄与することを目的に、全国の企業・業界団体、行政、消費者団体等から教材を募集し、教育現場で役立つ優秀な教材に対し表彰を行うものです。
(2)主催者等
主催:公益財団法人消費者教育支援センター(東京都渋谷区)
後援:消費者庁、文部科学省、一般社団法人日本経済団体連合会、
公益社団法人消費者関連専門家会議
協賛:一般財団法人パロマ環境技術開発財団
(3)賞の種類
ア 内閣府特命担当大臣賞(1点)
イ 消費者庁長官賞(2点)
ウ 消費者教育支援センター理事長賞(1点)
エ 優秀賞(20点)
※ 内閣府特命担当大臣賞、消費者庁長官賞、消費者教育支援センター理事長賞は、前年度に優秀賞を受賞した教材から実際に教育現場で活用された評価を基に選考・決定されるものです。
(4)表彰式
日 時:2023年6月30日(金曜日) 午前10時30分から正午まで
表彰式は「消費者教育シンポジウム2023」(主催:公益財団法人消費者教育支援センター)の中で行われます。
場 所:国立オリンピック記念青少年総合センター
(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
出席者:県環境局資源循環推進課長
(5)その他
「消費者教育教材資料表彰2023」の詳細は公益財団法人消費者教育支援センターのWebページを御覧ください。
2 消費者庁長官賞受賞作品「食品ロス削減環境学習プログラム」について
(1)概要
動画やゲームを通して、食品ロスの問題について学び、普段の生活でできることを考え、実践につなげるプログラムとして2019年度に作成しました。学校や市町村の環境学習施設等での活用を促進することで、食品ロス削減意識の醸成を図っています。
(2)特徴
○小学校(対象:中・高学年程度)の授業で活用しやすいよう、導入(動画)、体験(クイズすごろく)、振り返り(解説動画、ワークシート)から構成されています。
○小学校の授業時間に合わせて、所要時間を45分程度にしています。
○指導者がプログラムを進めやすいよう、プログラムの流れ、指導のポイント、補足資料等が記載された指導者用マニュアルを作成しています。
(3)プログラムの内容
ア 導入(動画)
始めに約3分の動画(ミニストーリー)を視聴します。
日常で起こりうる食品ロスの発生の場面を、子供目線で描写するミニストーリー仕立てとなっており、子供が食品ロスの問題を自分の問題として考えられるような内容となっています。
動画(ミニストーリー)
イ 体験(クイズすごろく)
サイコロを振って、コマを移動させ、出題されるクイズや盤面のマスの記載内容により、手持ちの食品ロスカードを増減させるゲームです。食品ロスの発生原因や削減方法について、楽しみながら学ぶことができます。
クイズすごろく盤 クイズカード
ウ 振り返り(動画、ワークシート)
クイズすごろくで体験しながら学んだ食品ロスの発生原因や削減の方法について、約10分の動画(解説編)により復習した後、食品ロス削減のために取り組むべきことを、子供たちが考え、振り返りシートに記載します。
動画(解説編)では、食品ロスの発生量や発生原因について、情報やデータを視覚的に分かりやすく説明しています。
動画(解説編)
(4)プログラムの利用方法
愛知県食品ロス削減Webサイトから動画の視聴やボードゲーム等のダウンロードができます。
https://kankyojoho.pref.aichi.jp/foodloss/learning-program.html
また、動画が収録されたDVD、ボードゲーム等の貸し出しを行いますので、希望される場合はお問合せください。
このページに関する問合せ先
愛知県環境局資源循環推進課
一般廃棄物グループ
電話:052-954-6234
メール:junkan@pref.aichi.lg.jp