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「愛知自動車サプライヤー BUSINESS CREATION」における「事業創出セミナー・ワークショップ」の参加者を募集します!
「愛知自動車サプライヤー BUSINESS CREATION」における「事業創出セミナー・ワークショップ」の参加者を募集します!
自動車業界はCASE(ケース)※1やMaaS(マース)※2の動きが活発化しており、100年に一度と言われる大変革期にありま す。この状況は、自動車メーカーの技術基盤やビジネスモデルを劇的に変化させる可能性があり、県内の中堅・中小自動車サプライヤー(以下、「サプライヤー」という。)に対しても深刻な影響を与えると予測されています。このため、サプライヤーにとって、今後本格化していく事業環境の変化に対してどのように対応していくのかは、最も重要な課題の一つです。
そこで、愛知県では、サプライヤーを対象に、新事業の創出に向けた具体的な行動を促すためのプログラム「愛知自動車サ プライヤー BUSINESS CREATION」を実施します。当プログラムでは、サプライヤーの新事業創出に向けた検討フェーズに応じたハンズオン支援※3として、他社との協業を前提とした新事業創出を目指す「共同事業開発コース(Aコース)」、自社の強みを活かしながら自社単独で新事業開発の深化を目指す「社内新事業開発コース(Bコース)」の二つのコースを用意します。
このプログラムの開始に先立ち、新事業開発の基本的な知識を習得していただくため、「事業創出セミナー・ワークショップ」を開催します。本セミナー・ワークショップにより、新事業開発の第一歩を踏み出すきっかけとしていただきます。その後、二つのコースにより事業計画の策定までを一気通貫で支援します。
つきましては、サプライヤーの皆様を対象に「事業創出セミナー・ワークショップ」の参加者を募集します。参加費は無料です。新事業開発を検討中の皆様の御参加をお待ちしています。
1 プログラムの概要
(1)目的
県内の中堅・中小自動車サプライヤーが新事業戦略・新事業創出手段を講じるために必要な情報やノウハウを提供し、電動化部門への対応や自動車産業以外への新分野へ進出することを含め、新事業の柱を獲得するための支援をすることを目的とします。
支援内容
事業創出セミナー・ワークショップ(全4回・今回募集)、ワークショップ(2回)、ハンズオン支援(6か月程度)、成果発表会(1回)
(2)実施期間
2024年7月から2025年3月まで
(3)スケジュール
(4)参加費
無料(参加にかかる実費(通信費、交通費等)は自己負担です。)
(5)プログラムの詳細について
チラシの他、以下のWebページを御確認ください。
https://sites.google.com/eiicon.net/aichi-carsupply/
2 事業創出セミナー・ワークショップの参加者募集について
(1)概要
自動車業界の今を知り、新事業開発の事例と手順を学ぶ全3回のセミナー「会社の未来を拓く新事業開発」を開催します。
その後、ワークショップ「積み重ねた技術を生かす新事業開発」を1回開催し、新事業開発の実践に向けて、第一歩を踏み出せるインプット・アウトプットの場を提供します。
(2)実施期間
2024年7月から8月まで
(3)回数
セミナー3回、ワークショップ1回
(4)対象
○愛知県内の中堅・中小自動車サプライヤー
・県内に本社、または工場・製造拠点等があること
・代表者や事業責任者等の意思決定者層の了解の下に参加できること
○ハンズオン支援AまたはBコースに関心のある企業を特に歓迎
(5)募集企業数
セミナーは制限なし、ワークショップは20社
(6)参加費
無料(ただし、通信費は各自で御負担ください)
(7)内容
日程 | 講師 | タイトル・内容 |
---|---|---|
7/4 木曜日 18時から19時30分 |
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株) コンサルティング事業本部 経営戦略ビジネスユニット 経営戦略第2部 シニアマネージャー 前野健二氏 |
「自動車業界の現状と今後の展望について」 自動車業界の現状と今後の展望から、自動車サプライヤーが今、新事業開発に取り組むべき背景について学ぶ |
7/11 木曜日 18時から19時30分 |
エバーコネクト(株) 代表取締役 CEO 篠原豊氏 |
「課題起点の事業開発のコトハジメ」 製品や技術ありきではなく、顧客の課題・顧客のニーズ起点で行う事業開発の手法を学ぶ |
7/18 木曜日 18時から19時30分 |
(株) eiicon 執行役員/地域戦略事業本部 本部長 伊藤達彰氏 |
「事業開発におけるオープンイノベーションの手法と事例」 新事業創出に有効な手段である共創事業(2社以上で連携して行う事業開発)について、中小企業が取り組む際のポイントを学ぶ |
日程 | 講師 | タイトル・内容 |
---|---|---|
8/1 木曜日 14時から17時 |
(株) eiicon 地域戦略事業本部 Account Executive/ consultant 遠藤駿氏 |
「積み重ねた技術を生かす新事業開発」 何とか自社の技術を生かして新事業を起こしたい!という方向けに、話題の"エフェクチュエーション"の初歩を学び、その場で体系的に実践する |
※オンラインの接続先又は会場については、参加申込後に御案内します。
(8)申込方法
株式会社eiicon(業務委託先)の応募用Webページ内の以下の応募フォームからお申込みください。
○セミナー応募フォーム
https://forms.gle/HjhwV7uNeEoBBwfLA
申込期限:各回、開催日前日の午後5時まで
○ワークショップ応募フォーム
https://forms.gle/YNymgPQDtFstudxD9
申込期限:2024年7月26日(金曜日)午後11時59分まで
(9)その他
「事業創出セミナー・ワークショップ」では、毎回、ハンズオン支援の「共同事業開発コース」及び「社内新事業開発コース」の概要についての説明を行います。後日、両コースへの参加企業を募集しますので、上記コースに参加を希望する場合は、できる限り本セミナー・ワークショップに御参加ください。
お時間が合わず参加が難しい回については、アーカイブ配信の御案内をお送りします(セミナーのみ)。
※セミナー・ワークショップの参加者募集とは別に両コース参加企業の募集も改めて行う予定です(2024年7月下旬頃発表予定)。
3 ハンズオン支援(メンタリング)
(1)【Aコース】共同事業開発コース(他社と連携した新事業共同開発)
新事業開発を、外部企業との共創により進める企業向けのコースです。
新事業として取り組みたいテーマに合った連携先企業をオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」を活用して全国から募集します。
2024年9月頃には、共創による事業創出の一歩目として、「自社の共創事業の案」や「共創先企業」をワークシートで言語化する、共創テーマ設計ワークショップを実施します。
その後、具体的な事業創出の実現を目標に、半年間にわたる専門家のハンズオン支援(メンタリング)を実施し、2025年3月までに共創による新事業プロジェクトの開始を目指します。
本コースの参加企業は、AUBA有料プランと同様のサービスを無償利用が可能です。
募集企業数
3社程度(別途募集)
実施期間
2024年9月から2025年3月まで
参考
AUBAとは株式会社eiiconが運用する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム。オープンイノベーションの専門家による支援を受けながら、自社情報の登録から具体的な共創先企業の探索、マッチングまでをプラットフォーム上で行うことができる。
○AUBAで受けられる機能
(1)自社の特徴・提携してやりたい事業内容などを記載・PRするwebページを掲載できる
(2)連携先企業を検索し、提携ニーズを確認することができる
(3)経営者・新規事業担当者等に対して、直接連絡を取ることができる
(4)選任の担当者が当プログラム企業を個別にサポート
※(3)、(4)がAUBAの有料プランと同等(当コース参加企業はこれらを無償利用可能)
(2)【Bコース】社内新事業開発コース(自社内での新事業検討・開発)
新事業開発を、自社内の強みを活用して進める企業向けのコースです。
自社の強みを生かした新事業のアイデア検討から、事業計画書・マイルストーンの作成を行い、新事業創出に向けた土台作りを支援します。
2日間のワークショップにより新事業で取り組む領域の特定・課題の深堀りからビジネスモデル仮説の構築と検証方法の設計までを行った後に、半年間にわたる専門家によるハンズオン支援(メンタリング)により、2025年3月までに、次年度の新事業の進め方が明確化されている状態を目指します。
募集企業数
5社程度(別途募集)
実施期間
2024年9月から2025年3月まで
4 成果発表会
本プログラムの成果を発表するとともに、企業同士、他の企業や支援機関等との交流を目的とする成果発表会を2025年3月頃実施予定です。
5 問合せ先
プログラムの申込・参加に関すること(業務委託先)
株式会社eiicon
担当 遠藤、森
電話 080-7534-4534
メール aichi-carsupply@eiicon.net
上記以外のことに関すること
愛知県経済産業局産業部産業振興課自動車・基盤産業グループ
担当 辻本、中嶋、中西
電話 052-954-6345
メール sangyoshinko@pref.aichi.lg.jp
【用語説明】
※1 CASE
自動車に関する技術で、「Connected(コネクティッド化)」、「Autonomous(自動運転化)」、「Shared/Service(シェア/サービス化)」、「Electric(電動化)」の四つの頭文字をとったもの。
※2 MaaS
「Mobility as a Service」の略。出発地から目的地までの移動に対し、様々な移動手段・サービスを組み合わせて一つの移動サービスとして捉えるもの。
※3 ハンズオン支援(メンタリング)
専任担当による定期メンタリングや、必要に応じた外部メンターによる追加のメンタリング、及び、新事業プロジェクトに応じた個別の伴走支援。
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課
自動車・基盤産業グループ
担当:中嶋、中西
電話:052-954-6345
内線:2253
メール:sangyoshinko@pref.aichi.lg.jp